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> マンゴー
マンゴー
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マンゴーは、熱帯果樹の一種である。 |&attachref(./DSC_0602.JPG);|&attachref(./DSC_5138.JPG);| &size(10){画像出典:花の画像は小石川植物園にて筆者撮影、果実の画像は夢の島熱帯植物館エントランスにて撮影}; &br; 科名:ウルシ科マンゴー属 学名:Mangifera indica L. 原産地:インド 生態:常緑高木 &br; インド北東部からビルマ北部原産の熱帯果樹で、わが国では普通温室栽培されるが、宮崎県や沖縄県では露地栽培される。樹高は10m～30mに達し、樹皮は灰色で、楕円形の葉は先がとがり、縁がある。花は大型の円錐花序で、黄白色で5枚の花弁からなり、長さは3㎜程度である。果実は扁平な卵型あるいは球形で、果皮の色は赤色の品種(「アーウィン」など。いわゆる「アップルマンゴー」。)が多いが、緑色の品種(キーツ種。左に同じく「アップルマンゴー」の系統)や白みを帯びた黄色(「ナムドクマイ」などのいわゆる「ペリカンマンゴー」と呼ばれる品種群)など様々な品種群がある。果肉は黄色で、甘みが強く、汁気が多い。普通熟した果実を生食あるいはプリンやジュースにする。またタイ料理のデザートの一種に、カオニャオマムアンと呼ばれるものがある。これは甘く味付けした餅米にマンゴーを添え、ココナッツミルクをかけてカレーライスのようにして食べるデザートで、人気が強い。果物として以外にも、タイやインドなどの南アジアや東南アジアでは、未熟な果実を野菜として食することがある。 仏典にもしばしば登場し、「菴羅樹」の名称はマンゴーを指す。わが国ではこの名称は、果実の形状がよく似ている[[カリン]](バラ科)を指すことが多かった。植物学者・小野蘭山による図譜『花彙』には「菴羅樹」という名称でカリンの花をつけた枝と果実が描かれている。 *コメント [#zeed2822] #comment *閲覧者数 [#pfa1b743] |現在|&online;| |今日|&counter(today);| |昨日|&counter(yesterday);| |合計|&counter;|
マンゴーは、熱帯果樹の一種である。 |&attachref(./DSC_0602.JPG);|&attachref(./DSC_5138.JPG);| &size(10){画像出典:花の画像は小石川植物園にて筆者撮影、果実の画像は夢の島熱帯植物館エントランスにて撮影}; &br; 科名:ウルシ科マンゴー属 学名:Mangifera indica L. 原産地:インド 生態:常緑高木 &br; インド北東部からビルマ北部原産の熱帯果樹で、わが国では普通温室栽培されるが、宮崎県や沖縄県では露地栽培される。樹高は10m～30mに達し、樹皮は灰色で、楕円形の葉は先がとがり、縁がある。花は大型の円錐花序で、黄白色で5枚の花弁からなり、長さは3㎜程度である。果実は扁平な卵型あるいは球形で、果皮の色は赤色の品種(「アーウィン」など。いわゆる「アップルマンゴー」。)が多いが、緑色の品種(キーツ種。左に同じく「アップルマンゴー」の系統)や白みを帯びた黄色(「ナムドクマイ」などのいわゆる「ペリカンマンゴー」と呼ばれる品種群)など様々な品種群がある。果肉は黄色で、甘みが強く、汁気が多い。普通熟した果実を生食あるいはプリンやジュースにする。またタイ料理のデザートの一種に、カオニャオマムアンと呼ばれるものがある。これは甘く味付けした餅米にマンゴーを添え、ココナッツミルクをかけてカレーライスのようにして食べるデザートで、人気が強い。果物として以外にも、タイやインドなどの南アジアや東南アジアでは、未熟な果実を野菜として食することがある。 仏典にもしばしば登場し、「菴羅樹」の名称はマンゴーを指す。わが国ではこの名称は、果実の形状がよく似ている[[カリン]](バラ科)を指すことが多かった。植物学者・小野蘭山による図譜『花彙』には「菴羅樹」という名称でカリンの花をつけた枝と果実が描かれている。 *コメント [#zeed2822] #comment *閲覧者数 [#pfa1b743] |現在|&online;| |今日|&counter(today);| |昨日|&counter(yesterday);| |合計|&counter;|
