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クロダネカボチャの編集

クロダネカボチャとは、野菜の一種である。
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画像出典:(上)https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Cucurbita_ficifolia_female_flower_21_de_juny_de_2009_003.jpg　著作者:Victor M. Vicente Selvas(Public domain)　(下)https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Cucurbita_ficifolia_Ficifolia_verda77.jpg　著作者:Victor M. Vicente Selvas(Public domain)
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科名:ウリ科カボチャ属
学名:Cucurbita ficifolia
原産地:アメリカ大陸
生態:多年草
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アメリカ大陸が原産のつる性植物。''栽培される''カボチャ属の中で、唯一多年草の性質を持つ(「栽培される」の箇所を強調したのは、ククルビタ・フォエティディシッシマやククルビタ・パルマタなど北米産の野生のカボチャ属の植物の中には多年草の性質を持つものがあるからである。現在、ククルビタ・フォエティディシッシマは種子に薬効成分が含まれることが判明し、現地では健康食品として栽培化する動きが出ている)。
草姿はほかの[[カボチャ]]類と近いが、葉の形状は3～5つに分かれ、[[イチジク]]の葉に似た形状である。学名のficifoliaは、「イチジクのような葉を持つ」という意味である。
果実はスイカやメロンと見まがうような見た目をしており、表皮の色は白色で、緑色の細かい網目状の模様が入る。果実内部の種子は黒色で、和名はここからきている。
果肉は熟したものは繊維質でほぐすことができ、[[キンシウリ]]とよく似ているが、キンシウリとは異なり、果肉は白色である。このほぐした繊維をスープに入れ、ふかひれの代用品とする。中国では「魚翅瓜」と呼んで利用するが、それはこの果肉の性質に由来する。また、リンゴ大の未熟な果実はピクルスにして食する。キュウリに似た味であるという。現在流通するニホンカボチャやセイヨウカボチャの類の未熟果を漬物にするのに似ている。成長した果実は砂糖を加えてジャムにする。
我が国では食用というよりは、苗がカボチャ類の中でも強健であることを生かして[[スイカ]]や[[キュウリ]]、[[マクワ>マクワウリ]]などの病害虫に弱いウリ科野菜の苗木にすることがある。また、果実の模様が特殊なので観賞用にすることもある。
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