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*山菜・食用キノコ [#a5957e7f]
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*ハーブ [#y6240564]
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*そもそも野菜とはなんであるか [#yaf092b8]
野菜とは人工的に農業で栽培され、主に葉や根、茎、花、蕾、果実を食用とするものをいう。この場合、たいてい「野菜」の範疇に含まれるのは草本植物であるが、サンショウやタラノキなどのように木の若い芽を利用することもある。また、利用の目的から、スイカやメロン、イチゴは市場では果物として利用され、市場でも果物として出回る。ただし、摘果((養分を効率的に果実に送らせるため、あまり形のよくない果実や規格状の大きさに満たない果実を成長する前に摘み取ること))したスイカやメロンは漬物として利用されるため、この限りではない。
野生品で上記の部分を食用にする植物は「山菜」と呼ばれるが、現在は山のみならず、路傍や浜辺に生息するこういった植物の類も「山菜」の範疇に含んでいる。
基本的には穀物は含まないが、例外的にトウモロコシは未熟な種実を食する品種が野菜として出回る。
*野菜渡来考 [#gcfc82b4]
実は、わが国原産の野菜はそれほど多くはない。それもわが国原産の野菜のほとんどがいわゆる葉菜類で、果菜類や根菜類などは数えるほどしかない。以下は、わが国における在来野菜の例である。
|アサツキ、アシタバ、ウド、オカヒジキ、オニユリ(百合根)、カタクリ、ギボウシ、ギョウジャニンニク、コオニユリ(百合根)、サンショウ、ジュンサイ、シュンラン、ゼンマイ、ダイコン((諸説あり))、チシマザサ、ナンテンハギ、ニラ、ハス(蓮根)、ハマボウフウ、ヒシ、フキ、マコモ、マツナ、ミズナ、ミツバ、ミブナ、ミョウガ、ヤナギタデ、ヤマノイモ(自然薯)、ワラビ|
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ここからは、渡来した時代ごとに野菜の種類をまとめた。
|邪馬台国～大和朝廷の治世|アズキ、アブラナ、エゴマ、カブ、ゴボウ、サトイモ、シソ、ソラマメ、ダイズ、マクワウリ、ユウガオ|
|平安|エンドウ、オカノリ、カラシナ、キュウリ、ショウガ、シロウリ、チシャ(非結球レタス)、トウガン、ナス、ニンニク、ネギ、リョウリギク|
|室町・桃山|トウガラシ、ナタマメ、二ホンカボチャ、ニンジン、フダンソウ、ホウレンソウ|
|江戸|アーティチョーク、アスパラガス、インゲンマメ、エンダイブ、オクラ、オランダイチゴ、サツマイモ、ジャガイモ、シュンギク、スイカ、スイゼンジナ、セイヨウカボチャ、タカナ、チコリ、トウモロコシ、トマト、ヘチマ|
|明治|カリフラワー、キャベツ、コールラビ、ショクヨウホオズキ、テーブルビート、パースニップ、ハクサイ、ハツカダイコン、ブロッコリー、メロン、タマネギ、リーキ、結球レタス、ワサビダイコン|
|大正・昭和|ズッキーニ、ソウメンカボチャ、タアサイ、チンゲンサイ、トカドヘチマ、ハヤトウリ|
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