ワリンゴ の変更点
ワリンゴは、果樹の一種である。
&attachref(./default.jpg);
&size(10){画像出典:https://iiif.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/repo/s/agriculture/document/5bfde8bf-0b54-7848-97d6-1ee30cf9a645#?c=0&m=0&s=0&cv=27&xywh=-120%2C359%2C6355%2C3790 「有用植物図説」より抜粋};
&br;
科名:バラ科リンゴ属
学名:Malus asiatica
原産地:中国
生態:落葉低木
&br;
中国が原産の落葉高木で、わが国には平安時代に渡来している。樹高は3m~6m程度で、春に5枚の花弁を持つ白色ないしは薄桃色の花が咲き、秋に直径4~5cmの小さな偏球形の果実をつける。果実は当初緑色だが、熟すにつれて黄色ないしはほんのりピンク色になる。
当初は花を観賞用にするのみであったが、鎌倉時代以降は果実を食用にするために栽培されるようになり、生食ないしは干しリンゴとして食すのが一般的であった。
明治時代まで「リンゴ」といえば本種を指したが、欧米から[[セイヨウリンゴ>リンゴ]]が導入され、本種は次第に利用されなくなり、現在は青森県などの各地で細々と栽培されている。
代表的な品種に「彦根りんご」や「高坂りんご」「加賀藩在来」などがある。青森県や長野県などの地域では、古くからお盆のお供えにも利用された。
*近似種 [#qf330402]
**タイワンリンゴ(Malus doumeri) [#yaffe452]
&attachref(./台灣蘋果02.jpg);
&attachref(./台灣蘋果-花02.jpg);
&attachref(./台灣蘋果-實00.jpg);
画像出典:http://kplant.biodiv.tw/%E5%8F%B0%E7%81%A3%E8%98%8B%E6%9E%9C/%E5%8F%B0%E7%81%A3%E8%98%8B%E6%9E%9C.htmいずれも『認識植物』の「台灣蘋果」のページから。
&br;
1905年に台湾の阿里山で発見された台湾固有種の落葉高木で、樹高は3m~6m程度。幼い枝には初め毛があるが、長ずるに従い抜ける。葉は枝に互生し、先端のとがる楕円形で表面は膜質、短い柄がある。3月ごろに房状花序を出して、白または薄い黄色の花を咲かせる。果実は偏球形で、黄緑色ないしは黄色で紅が差す。酸味が強いが生食され、また塩漬けにして箸休めにするとも言う。
*コメント [#cd9f0bb5]
#comment
*閲覧者数 [#pfa1b743]
|現在|&online;|
|今日|&counter(today);|
|昨日|&counter(yesterday);|
|合計|&counter;|
|