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レイシ の変更点

レイシとは、果樹の一種である。我が国では''ライチ''の名称で流通している。
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画像出典:(上)小石川植物園にて筆者撮影/(下)新宿高島屋にて筆者撮影
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|科名|ムクロジ科レイシ属|
|学名|Litchi chinensis|
|原産地|中国|
|生態|常緑高木|
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 中国南方が原産の常緑高木で、唐の時代に楊貴妃が好んだ果樹として知られる。樹高は5mから10mになり、葉は羽状複葉となる。早春から春にかけて円錐花序を出し、白い花を咲かせる。初夏から夏にかけて鱗を思わせるような見た目で短いトゲのある果皮で覆われた液果を実らせる。わが国では江戸時代から知られており、沖縄の薬草について述べた書物「質問本草」に特徴を見事にとらえた図と解説がみられる。
普通果実は生食されるが、日持ちしないため、冷凍されるか缶詰に加工されることもある。このため、生のライチ(画像上)は鮮やかな赤色だが、冷凍処理を施したものはくすんで黒みを帯びた赤色になる。現在、わが国では奄美大島や沖縄島で商業的に栽培される。よく熟していないものは腹痛を引き起こすことがあるため、なるべく熟しているものを選ぶか、しっかり追熟させてから食するべきである。
 中国南方が原産の常緑高木で、唐の時代に楊貴妃が好んだ果樹として知られる。樹高は5mから10mになり、葉は羽状複葉となる。
早春から春にかけて円錐花序を出し、白い花を咲かせる。初夏から夏にかけて鱗を思わせるような見た目で短いトゲのある果皮で覆われた液果を実らせる。わが国では江戸時代から知られており、沖縄の薬草について述べた書物「質問本草」に特徴を見事にとらえた図と解説がみられる。なお、『質問本草』と出版時期の近い『本草図譜』にも複数のライチの品種の彩色図がみられるが、こちらはドイツの植物学者・ヴァインマンの『薬用植物図譜』からの転写も含まれており、特徴を正確にとらえたものとやや悪図のものがある。
 普通果実は生食されるが、日持ちしないため、冷凍されるか缶詰に加工されることもある。このため、生の果実(画像2枚目)の果皮は鮮やかな赤色だが、冷凍処理を施したものはくすんで黒みを帯びた赤色になる。現在、わが国では奄美大島や沖縄島で商業的に栽培される。よく熟していないものは腹痛を引き起こすことがあるため、なるべく熟しているものを選ぶか、しっかり追熟させてから食するべきである。
なお、九州地方、特に宮崎県や鹿児島県ではニガウリ、いわゆる[[ツルレイシ]]を「レイシ」と呼ぶことがあるが、これは果実の突起が本種の果実を覆うそれに似ていることによる。
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