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リュウゼツラン の変更点

リュウゼツラン(竜舌蘭)とは、園芸植物の一種である。
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画像出典:東京薬科大学薬用植物園にて筆者撮影
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科名:キジカクシ科リュウゼツラン属
学名:Agave americana L.'Marginata'
原産地:メキシコ
生態:多年草
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 メキシコが原産の常緑多年草で、わが国には江戸時代末期(安政年間)に渡来し、江戸末期の植物学者・飯沼慾斎の『草木図説』に解説と図がみられる。
わが国には庭園や植物園で観賞用にするため栽培されるが、原産地では生育が旺盛なため、各地で栽培品が逸出し、野生化しているという。栽培には、短いランナーから苗を分けて繁殖させるのが最も簡単な方法である。実生でも繁殖されるが、それはもっぱら多肉植物の専門家が採用する方法で、技術と経験が必要な至難の業である。
 葉は多数ロゼット状に集まり、長さは1mから2mで多肉質である。葉は青緑色だが、両サイドに黄色い縦筋模様が入る。これは、母種のアオノリュウゼツランが品種改良されたためである。高さ6mから9mの花茎を出してスズランに似た形状の黄色い花を咲かせるが、花は100年に一度しか咲かせないといわれるほどかなりまれな頻度でしか咲かせないことから「センチュリープラント」という英名がある。
 葉は多数ロゼット状に集まり、長さは1mから2mで多肉質、先端がとがって両側に棘を有し、巨大なアロエのような見た目となる。色合いは粉を吹いたような青緑色だが、両サイドに黄色い縦筋模様が入る。これは、母種のアオノリュウゼツランが品種改良されたためである。高さ6mから9mの花茎を出してスズランに似た形状の黄色い花を咲かせるが、花は100年に一度しか咲かせないといわれるほどかなりまれな頻度でしか咲かせないことから「センチュリープラント」という英名がある。
 前述のように葉を観賞用にするため庭園やロックガーデンに植える。原産地では葉を蒸留して蒸留酒「テキーラ」を醸造する。現地ではアステカ時代(14世紀から16世紀)から飲まれていたという。
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