ラッキョウ の変更点
ラッキョウ(辣韭)とは、香味野菜の一種である。 &attachref(./DSC_0490.JPG); 画像出典:東京都薬用植物園にて撮影 &br; 科名:ヒガンバナ科ネギ属 学名:Allium chinense 原産地:中国南東部? 生態:多年草 &br; 中国南東部が原産と見られる多年草で、わが国には遅くとも奈良時代から平安時代に渡来しており、その頃の文献に「にら」ないしは「みら」の名称で登場する植物は、本種を指すことが多い。現在は我が国を含めた東アジア地域で多く栽培される。 中国南東部が原産と見られる多年草で、わが国には遅くとも奈良時代から平安時代に渡来しており、『新撰字鑑』(892年)に「ナメミラ」とあるのが最初の記録である。わが国最初の百科事典の『本草和名』(918年)や『和名類聚抄』(10世紀出版。詳細な年代は諸説あり)では「オホミラ」とある。現在は我が国を含めた東アジア地域で多く栽培される。 鱗茎は長卵形で、しばしば分けつする。栽培する際には、この分けつした球根を植え付ける。葉は細い円柱形で、長さは30㎝ほどになり、根元から束生する。10月に新しい葉と共に30㎝~60㎝の花茎を出し、淡い赤紫色の小さな星型の花を咲かせる。 利用する部分は主に鱗茎で、鱗茎には独特の臭気と辛味があり、甘酢漬けや塩漬けなど漬物にして食することが多く、しばしばカレーの添え物にする。軟白栽培したものは「エシャレット」の名称で呼ばれるが、欧米で栽培されるタマネギに似た香味野菜の[[エシャロット]](ベルギー・エシャロット)とは異なる。 *ラッキョウに関することわざ [#dbabb1f3] --辣韭食うて口を拭う 特有のにおいのあるラッキョウを食べた後、口を拭いても匂いで分かってしまう。そこから、「悪事を働いておきながら関係のないふりを装う」という意味が生じた。 *コメント [#cd9f0bb5] #comment *閲覧者数 [#pfa1b743] |現在|&online;| |今日|&counter(today);| |昨日|&counter(yesterday);| |合計|&counter;| |