ライム の変更点
ライムとは、柑橘類の一種である。
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画像出典:東京都薬用植物園にて撮影
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科名:ミカン科ミカン属
学名:Citrus aurantifolia
原産地:東南アジア
生態:常緑低木
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東南アジアが原産の常緑低木で、わが国への詳細な渡来時期は未詳であるが、昭和初期に刊行された「日本柑橘図譜」や「内外植物原色大図鑑」にはすでに記載がみられる。
枝には棘が多く、樹高は5mほどになる。葉は卵形で葉柄には小さな翼がある。一年中、わずかに淡紫色を帯びた白色の花を咲かせる。果実は先端がややとがる球形で、[[レモン]]に似た形状だが、レモンよりは一回り小さくなる。直径2.5cm~5cmになり、当初は鮮やかな緑色だが、熟すと黄色に変色する。果肉は鮮やかな黄緑色で、果汁に富む。果汁は酸味が強くて独特の芳香があり、料理の付け合わせや飲み物の香り付けに使われる。
大航海時代には塩漬けキャベツとともに船員の食料としてライムジュースが持ち込まれたとしばしばいわれる。長期間の航海の最中ではビタミンCを摂取することが難しくなり、その結果『壊血病』というビタミンC欠乏症にり患してしまうことがあり、柑橘類はビタミンCを効率よくとることができる食材であるからである。ただし、イギリスでは「ライム」が柑橘類全般の意味でも使われることがあり、ライムのビタミン含有量はレモンの半分ほどであるため、実際に持ち込まれたのはレモンジュースである可能性が高い。
現在市場に流通するのは、ほとんどがメキシコからの輸入品である。そうした状況ながらも現在は耐寒性を強めた品種の苗木が園芸通販店で販売され、家庭果樹としても知られるようになった。
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