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モリアザミ の変更点

モリアザミとは、山菜の一種である。
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画像出典:いずれも東京都薬用植物園にて筆者撮影
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科名:キク科アザミ属
学名:Cirsium dipsacolepis
原産地:日本
生態:多年草
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 本州から四国・九州に分布する多年草である。山地の草原に生え、高さは50~100cmに達し、茎は直立する。
花を咲かせる頃には、根生葉は枯れる。茎と葉は長楕円形で、アザミ類の特徴に漏れず、しばしば羽状に切れ込んでおり、全体に細かい鋸歯とトゲがある。そのため、採取する場合はゴム手袋を着用する必要がある。
茎は直立し、初秋から盛秋に、枝先に紅紫色の頭花を咲かせる。総苞片は6~7列あり、外片は開出する。根茎は[[ゴボウ]]のように太くて長く、栽培品のゴボウのように食用にすることができ、古くから「山ごぼう」の名称で、味噌漬けや汁の実、天ぷらなどにして食用にされている。現在では土産物の漬け物用の原料として栽培することも増えている。やはり根が食用になることから、「ゴボウアザミ」と呼ぶ人もある。
 名称がよく似ているヤマゴボウ、ヨウシュヤマゴボウはいずれも「ヤマゴボウ科」という本種とは全く異なる科に属し、しかも猛毒植物であるため、食用にしてはならない((若い芽をゆでてから食用にする例はあるようだが、毒成分が完全に除去されるわけではないので、常食するとやはり危険である))。
 名称がよく似ているヤマゴボウ、[[ヨウシュヤマゴボウ]]はいずれも「ヤマゴボウ科」という本種とは全く異なる科に属し、しかも猛毒植物であるため、食用にしてはならない((若い芽をゆでてから食用にする例はあるようだが、毒成分が完全に除去されるわけではないので、常食するとやはり危険である))。
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