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モウソウチク の変更点

モウソウチクとは、タケの一種である。
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画像出典:赤塚植物園にて筆者撮影
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画像出典:東京都薬用植物園にて筆者撮影
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科名:イネ科マダケ属
学名:Phyllostachys edulis
原産地:中国
生態:タケ類
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中国が原産で、わが国には1736年に薩摩藩にもたらされたという記録が残る。現在は北海道南端から琉球列島に栽植される。
横に這う地下茎から直立し、稈の長さは12m、直径は20㎝程と太く長く成長する。
春に地中から出てくる若芽、いわゆるタケノコを食用とする。我々が「タケノコ」と聞いてすぐに思い浮かぶのは本種である。
表皮には毛が密生し、皮はすぐ落ちる。節は一輪で、枝はそれぞれの節に2本ずつある。
夏から秋にかけてまれに花を咲かせるが、花を咲かせると一斉に枯死する。
和名の「モウソウチク」は「孟宗竹」と書き表し、病気の母親の希望を叶えるために冬にタケノコ取りに出かけた孝行息子の、古代中国の故事に由来するという。
*近似種 [#i70e6ded]
**キッコウチク [#f348c1d5]
**キッコウチク(亀甲竹) [#f348c1d5]
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画像出典:https://botanic.jp/plants-ka/kikkot.htm 「ボタニックガーデン」の「きっこうちく」のページから。
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モウソウチクの突然変異的変種で、節が亀甲状に稈が連鎖して膨れた特異な形状をもち、観賞用に植えられる。この亀甲状のふくらみの大きいものは、とくに「仏面竹」と呼ばれ、珍重される。
**キンメイモウソウチク(金銘孟宗竹) [#j7524d62]
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画像出典:赤塚植物園にて筆者撮影。
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モウソウチクの変種で、黄色の稈に縦に緑色の筋が走る。見た目が美しいので、観賞用として庭園に植えられる。本種が生息している宮崎県北川町の&ruby(ほうり){祝子};川竹林や、福岡県久留米市の&ruby(こうら){高良};竹林が国の天然記念物に指定されている。
*コメント [#za5f70dd]
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