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ミズバショウ の変更点

ミズバショウ(水芭蕉)とは、山野草の一種である。「夏の思い出」(作詞:江間章子、作曲:中田喜直)で歌われている花である。
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画像出典:(上)板橋区立赤塚植物園にて筆者撮影/(下)小石川植物園にて筆者撮影
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科名:サトイモ科ミズバショウ属
学名:Lysichiton camtschatcensis Schott
原産地:東アジア
生態:多年草
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我が国の北海道と中部地方以北の本州の日本海側をはじめ、シベリア東部、サハリン、千島列島、カムチャツカ半島に分布する多年草である。
寒冷地の湿地や湿原に生え、地下の塊茎から芽を出して成長する。標高の低い場所では4月から5月に、標高の高い場所では5月~7月の雪解けのころに、発芽直後の葉間中央から花茎を出して花を咲かせる。
花弁のように見える純白の部分は「仏炎苞」と呼ばれるもので、葉が変化したものである。仏炎苞の中央にある黄緑色の円柱状の部分が真の「花」で、極小の花が集まって「花序」を形成している。受粉後、花序は大きく成長し、緑色の肉質の果穂となる。この果穂が成熟するとボロボロに崩れていき、果肉をつけたままで種子が落下し、水の流れによって散布される。
葉は花の後に出る。根出状に出て立ち上がり、長卵形となり、長さ80cm、幅30cmに達する。この葉の形状が[[バショウ]]に似ており、かつ水辺に生えることから「ミズバショウ」という和名がつけられた。
サトイモ科の植物の例にもれず、葉などの汁にはシュウ酸カルシウムが含まれ、肌に付くとかゆみや水ぶくれを起こすことがある。また、根茎はかつて腎臓病や便秘などの民間薬として利用されたこともあるが、薬効の根拠はなく、摂取すると嘔吐などの症状を引き起こし、呼吸困難や心臓マヒに陥るので、試してはならない。
なお、冬眠明けのツキノワグマが本種を食すことが知られているが、これはいわゆる冬眠期間中に体にたまっていた老廃物を出すための「薬」のようなものである。ツキノワグマがむしゃむしゃ本種を食べているからと言って、絶対に真似をしてはいけない。
*近似種 [#t316f124]
**アメリカミズバショウ(スカンク・キャベッジ) [#xd10a2e6]
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画像出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Skunk_Cabbage_in_Bloom-Olympic_(23500097456).jpg 著作者:Forest Service- Pacific Northwest Region(Public domain)
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 北米にはアメリカミズバショウ(L.americanus)という近縁種がある。 我が国のミズバショウ同様、湿地帯でよく見られる植物で、花と葉に強烈な臭気があることから「スカンク・キャベッジ」と呼ばれる。これはわが国のミズバショウとは草姿がよく似ているが、花茎が長くなる点と、仏炎苞が鮮やかなレモンイエローになる点で区別できる。現地では若い葉や根、茎を煮て食べるというが、全草にサポニン・アルカロイドを含んでおり(これはわが国のザゼンソウも同様)、誤食すると嘔吐や下痢、ひどい場合には呼吸困難や心臓麻痺を引き起こす場合があるため、しっかり加熱されてから食用にしてきたという。
 北米にはアメリカミズバショウ(L.americanus)という近縁種がある。 我が国のミズバショウ同様、湿地帯でよく見られる植物で、花と葉に強烈な臭気があることから「スカンク・キャベッジ」と呼ばれる。これはわが国のミズバショウとは草姿がよく似ているが、花茎が長くなる点と、仏炎苞が鮮やかなレモンイエローになる点で区別できる。現地では若い葉や根、茎を煮て食べるというが、全草にサポニン・アルカロイドを含んでおり(これはわが国のミズバショウや、同じく「スカンク・キャベッジ」の名称で呼ばれる[[ザゼンソウ]]も同様)、誤食すると嘔吐や下痢、ひどい場合には呼吸困難や心臓麻痺を引き起こす場合があるため、しっかり加熱されてから食用にしてきたという。
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