マルメロ の変更点
マルメロは、果樹の一種である。 &attachref; &attachref(./250623124608791.JPG); 画像出典:板橋区立赤塚植物園にて筆者撮影 &br; 科名:バラ科マルメロ属 学名:Cydonia oblonga 原産地:中近東 生態:落葉高木 &br; ペルシャやトルキスタンなどの中近東が原産の落葉高木で、わが国には江戸時代初期(1634年)に渡来し、今では世界中で栽培される。樹高は8mで、葉は互生し、卵型で長さは5㎝~10㎝で、表面に短い毛がある。晩春に花を咲かせ、枝先に白色や薄紅色の花を咲かせる。夏から秋にややごつごつした球形或いは洋ナシ形の果実をつけ、10月以降黄色く熟してくる。果実は[[モモ]]のように短い毛におおわれ、一見おいしそうに見えるが酸味が強く、果肉は繊維質で石細胞が大量に含まれ、じゃりじゃりとした食感であるから生食には向かず、薄く切ってジャムや砂糖漬けにして食す。調理する前に、果実を水でよく洗って毛を落とすことが大切である。 カリンと似た見た目をしているため、しばしば「西洋かりん」と呼称されるが、植物学上[[カリン]]とは別種である。カリンとは果実が無毛で寸胴、枕型であることで区別できる。 和名はポルトガル語に基づく。 *コメント [#cd9f0bb5] #comment *閲覧者数 [#pfa1b743] |現在|&online;| |今日|&counter(today);| |昨日|&counter(yesterday);| |合計|&counter;| |