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ホオズキ の変更点

ホオズキ(鬼灯、酸漿)は、園芸植物の一種である。
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画像出典:(左)自宅近くにて筆者撮影/(右)東京都薬用植物園にて筆者撮影
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科名:ナス科ホオズキ属
学名:Physalis alkekengi var. franchetii
原産地:中国
生態:一年草
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 多年草であるが、わが国では地上部が冬に枯れるため一年草の扱いである。通常庭先で園芸植物として栽培されるが、まれに野生する。草丈は40㎝~90㎝に達し、葉は長い柄を持ち楕円形で、縁にまばらな鋸歯がある。節ごとに二枚の葉をつけ、その間から枝または花をつける。6月から7月に、白色の花を咲かせ、花の後にはガクに包まれた球形のトマトに似た果実をつける。熟すと緑色から赤みの強い橙色に熟し、観賞用に供される。和名の由来は、果実の中身を出して殻になった皮を口に入れて鳴らして遊ぶ様子から、といわれるが、牧野富太郎はホホ(カメムシ)が茎に好んでつく、つまり「ホホ好き」が和名の由来であるという説を提唱している。
 根を乾燥させたものは&ruby(サンショウコン){酸漿根};と呼ばれ、咳止めや利尿薬として利用される。かつては葉をゆでてから苦みをとって食用にしていたという。果実も塩漬けにして食用にしたらしいが、葉や果実には[[ジャガイモ]]にも含まれるソラニンという毒素が含まれているため、マネしてはいけない。
 根を乾燥させたものは&ruby(サンショウコン){酸漿根};と呼ばれ、咳止めや利尿薬として利用される。かつては葉をゆでてから苦みをとって食用にしていたという。果実も塩漬けにして食用にしたらしいが、葉や果実には[[ジャガイモ]]にも含まれるソラニンという毒素が含まれているため、マネしてはいけない。園芸種の「丹波ホオズキ」は果実が大ぶりになる。
東京都浅草のほおずき市は今も人気のイベントである。かつては本種より幾分か小さく、熟しても緑色のままである同属の[[センナリホオズキ]]が用いられていたらしい。また、お盆のお供えや夏から秋のフラワーアレンジメントとして夏の花屋にはたいてい売られている。
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