Top > ピーマン

ピーマン の変更点

ピーマンとは、わが国で広く栽培される食用の作物である。トウガラシの変種に当たる。
|&attachref(./DSC_0276.JPG);|&attachref(./HORIZON_0001_BURST20230804140828095_COVER.JPG);|
|&attachref(./DSC_2727.JPG);|&attachref(./DSC_2728.JPG);|
画像出典:(左1)自宅近くの畑で撮影。(右1)「バナナピーマン」。自宅にて筆者撮影。(左2)(右2)ジャンボピーマンこと「パプリカ」。自宅近くのスーパーで撮影

|科名|ナス科トウガラシ属|
|学名|Capsicum annuum var. grossum|
|原産地|熱帯アメリカ|
|生態|一年草((原産地では多年草だが、わが国では''冬季の低温に耐え切れず''枯死する))|
&br;
*特徴 [#d31ad50a]
 [[トウガラシ]]の変種で、草姿はトウガラシとほぼ変わらず、草丈は60㎝内外にまで成長し、葉は長い葉柄があって広楕円形から狭楕円形である。夏から秋の盛りにかけて直径2㎝の白い6枚の花弁を持つ花を咲かせ、果実を実らせる。果実は可食部が増えて大きくなる。
我が国には明治時代に渡来し、当時は「甘トウガラシ」と称して熟した果実を食用としていた。果実の色は普通緑色だが、熟すと赤色になる。近年はより果実が大きく成長し、果肉が分厚くなるパプリカ((香辛料のパプリカと区別するため、「ジャンボピーマン」とも呼ばれる))も栽培される。パプリカは、ピーマンと比較してはより色が多彩で、緑色や赤色のみならず、橙色や黄色、白色(クリーム色)や黒紫色などがある。
 [[トウガラシ]]の変種で、草姿はトウガラシとほぼ変わらず、草丈は60㎝内外にまで成長し、葉は長い葉柄があって広楕円形から狭楕円形である。夏から秋の盛りにかけて直径2㎝の白い6枚の花弁を持つ花を咲かせ、果実を実らせる。果実は先端のやや尖る細長い球形或いは[[トマト]]を思わせるような真球形、さらには辛味品種のトウガラシの果実をそのまま大きくしたような形状(右上参照)で、可食部が増えて大きくなる。現在は種なしの品種も開発されている。
我が国には明治時代に渡来し、当時は「甘トウガラシ」と称して熟した果実を食用としていた。果実の色は普通緑色だが、熟すと赤色になる。近年はより果実が大きく成長し、果肉が分厚くなる「パプリカ」((ハンガリーなどでよく利用される香辛料の「パプリカ」と区別するため、「ジャンボピーマン」とも呼ばれる))も栽培される。パプリカは、ピーマンと比較してはより色が多彩で、緑や赤のみならず、橙色や黄色、白色(クリーム色)や赤紫色、黒紫色などがある。
 果実は炒めて食すほか、スープの具材やグリルなどの焼き物に用いられる。また、赤く完熟させたものは観賞用にすることもある。
前述したように、本種はトウガラシの変種である。栽培のさなかに水分が減少すると、辛味が出ることがある。こうした現象は同じ「甘トウガラシ」の一種である[[シシトウガラシ>シシトウ]]でも発生する。本種とよく似た形状を呈する伝統的な辛味の出るトウガラシの品種には、新潟県で栽培される「かぐらなんばん」(やや細身のものは「おにごしょう」と呼ばれる)や長野県で栽培される「ぼたんごしょう」がある。本種の果肉は甘みが出るのだが、種子の周りの部分は辛味がある。
*コメント [#q98801a1]
#comment
*閲覧者数 [#pfa1b743]
|現在|&online;|
|今日|&counter(today);|
|昨日|&counter(yesterday);|
|合計|&counter;|

ホーム リロード   新規 下位ページ作成 コピー 編集 添付 一覧 最終更新 差分 バックアップ 検索   凍結 名前変更     最終更新のRSS