ビャクブ の変更点
ビャクブとは、薬草の一種である。
&attachref(./DSC_2478 (1).JPG);
&attachref(./DSC_4542.JPG);
画像出典:いずれも筆者撮影(東京都薬用植物園)
|科名|ビャクブ科ビャクブ属|
|学名|Stemona japonica|
|原産地|中国|
|生態|つる性一年草|
|古名|ホドツラ|
中国が原産のつる性多年草で、わが国には徳川時代中期に渡来し、現在は薬用として栽培される。
根茎は短小で、イモのように紡錘状に肥大した根が集まる。茎は当初直立し、先端が多物に巻き付く。このため、ツルビャクブ(蔓百部)の名称もある。
葉は6㎝程度で、5行の脈があり、3,4枚が輪生する。初夏に4枚の花弁を持つ緑色の花を咲かせ、花柄が葉柄と癒着し、一見すると葉の上に花を咲かせるように見えるのが特徴である。
根は寄生虫駆除の薬として用いられるほか、「しらみ紐」と称して虱除けに利用するなど、殺虫剤としての利用もある。近縁種の[[ナベワリ]]は有毒であるから間違えて服用してはならぬ。これは嘗めると舌が割れるような激痛が走る故「嘗め割り」と呼ばれたものが転訛したものである。詳細は[[ナベワリ]]を参考とすべし。
現在は、「利休草」の名で観賞用として花屋で販売されることがある。おそらく、葉の緑色を桃山時代の茶人・千利休に絡めた名称であろう。
*コメント [#sdfa264d]
#comment
*閲覧者数 [#pd3aad7b]
|現在|&online;|
|今日|&counter(today);|
|昨日|&counter(yesterday);|
|合計|&counter(total);|
|