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ヒエ の変更点
ヒエ(稗)とは、穀物の一種である。 &attachref; &attachref(./250827104049184.JPG); 画像出典:筑波実験植物園にて筆者撮影 &br; 科名:イネ科ヒエ属 学名:Echinochloa utilis 原産地:インドまたは中国 生態:一年草 &br; インドまたは中国大陸が原産の一年草で、わが国には縄文時代に朝鮮半島を経由して渡来している。かつては稲や麦の類が渡来する以前の主食として重要であった。現在は栽培がまれになっている。 稈は数本が束生し、草丈は1mないしは1.5mである。葉は幅が3.5㎝、長さが40㎝で、表面がややざらつく。8月ごろから穂(円錐花序)をつけ始め、長さは10㎝~25㎝、幅は1.5㎝~3㎝である。15本~30本ほどの枝穂を出し、それぞれに小枝を出して小穂を密生する。ふつう&ruby(のぎ){禾};はないが、品種によっては禾のあるものもある。種実を脱穀したのち、飯や餅、団子にして食す。山間部や農村部で栽培され、重要な救荒植物であった。 *コメント [#cd9f0bb5] #comment *閲覧者数 [#pfa1b743] |現在|&online;| |今日|&counter(today);| |昨日|&counter(yesterday);| |合計|&counter;| |