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バイカオウレン の変更点

バイカオウレン(梅花黄連)とは、山野草の一種である。
&attachref(./DSC_3133 (1).JPG); 
画像出典:牧野記念庭園にて筆者撮影
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科名:キンポウゲ科オウレン属
学名:Coptis quinquefolia
原産地:日本
生態:多年草
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 本州、福島県以南から紀伊半島にかけての太平洋側、四国に分布する。公式には日本固有種であるとされるが、台湾でも見られることがあるという。おそらく、戦前に来日していた台湾人が本種を持ち帰り、それが野生に逸出したのであろう。
山地の林内や林縁に生え、草丈は10cm~15cmである。葉は根生かつ束生して長い柄があり、5個の小葉をもつ掌状複葉。早春から5月ごろにかけて、花柄を伸ばしてウメに似た白い花を咲かせる。和名の「バイカオウレン」はここに由来する。5枚の白い花弁のように見えるのは、萼片が変化したものである。葉がウコギ(漢字では「五加」と表記)に似ていることから、&ruby(ごかようおうれん){五加葉黄連};とも呼ばれる。
植物学者・[[牧野富太郎]]は故郷の裏山に群生していたバイカオウレンには故郷を思い出させてくれるものとして特別な思い入れがあり、晩年は弟子が持参した本種の鉢植えを見て感涙したという。
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