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ノアザミ の変更点

ノアザミとは、野草の一種である。
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画像出典:東京都千代田区四谷の真田グラウンドにて筆者撮影
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科名:キク科アザミ属
学名:Cirsium japonicum
原産地:本州~九州
生態:多年草
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 我が国の本州から九州にかけて分布する多年草で、わが国以外の地域では朝鮮半島や中国に分布する。
山野や路傍にしばしば生息し、草丈は50㎝から100㎝となる。葉はいわゆる根生葉で、羽状に中裂する。葉は茎に互生し、茎を抱くようにして付く。葉や茎は鋭い棘で覆われ、触ると痛い。地中部には細かく枝分かれした20本もの根がある。
5月から8月にかけて茎の先にマゼンタピンクの頭花を咲かせる。アザミ類は多くの種類があるのだが、最も花を咲かせる時期が早いのはこの種である。
 若い茎は山菜として食用になり、油炒めや煮物に調理する。若い葉も棘を除いてゆでてから青菜のようにおひたしにする。根も5分ほどゆでたのち、ゴボウのようにきんぴらにして食べることができる。食用以外にも、乾燥した根を「&ruby(ダイケイ){大薊};」あるいは「&ruby(ショウケイ){小薊};」と呼び、健胃、利尿、消炎、腫れ物、催眠に薬効がある生薬として利用する。
 よく似た花を咲かせる植物にノハラアザミがあるが、こちらは盛夏から花を咲かせ始めるという点と、頭花の総苞部分が粘性を持つという点で区別する。
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