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ニリンソウ の変更点

ニリンソウとは、山野草の一種である。
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画像出典:板橋区立赤塚植物園にて筆者撮影
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科名:キンポウゲ科イチリンソウ属
学名:Anemone flaccida
原産地:東アジア
生態:多年草
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 日本各地、および樺太、中国北部、アムールなどの温帯から暖帯地域に分布する多年草である。春に地上部を出して花を咲かせ、初夏に茎や葉などの地上部が枯れ、夏から冬を地下の塊茎のみで越す「スプリング・エフェメラル」の一種である。
山林の木陰に生える多年草で、現在は山野草の一種として庭園に植えられることもある。草丈は15㎝から30㎝になる。葉は根生葉で、3つに全裂し、さらに2つに深く裂ける。茎葉には葉柄がなく、3個輪生する。
春に総ての苞葉の間から花柄を1本から3本出し、直径1.5㎝~2.5㎝の白い花を茎の頂点に咲かせる。1つの花茎に2個の花を咲かせるので、「二輪草」の和名がある。この白い花弁状の部分は花弁ではなく、蕚片が変化したものである。
 本種は有毒植物の多いキンポウゲ科の中で数少ない食用にすることのできる種である。北海道や東北地方では「ふくべら」と呼ばれ、若芽が山菜としてお浸しやあえ物、汁の実などに調理され、食用にされてきた。さっぱりした淡泊な味わいと、シャキシャキした歯触りのよさがウリである。しかし、本種の葉は[[トリカブト]]のそれと非常によく似ているため、しばしば誤食してしまう事故が発生した。とはいえ、ニリンソウの葉にも有毒成分が少し含まれており、食する前に加熱しないと軽い腹痛を引き起こすことがあるので、食べる前には必ず加熱しなければならない。
 本種は有毒植物の多いキンポウゲ科の中で、数少ない食用可能な種である。北海道や東北地方では「ふくべら」と呼ばれ、若芽が山菜としてお浸しやあえ物、汁の実などに調理され、食用にされてきた。さっぱりした淡泊な味わいと、シャキシャキした歯触りのよさがウリである。しかし、本種の葉は[[トリカブト]]のそれと非常によく似ているため、しばしば誤食してしまう事故が発生した。とはいえ、ニリンソウの葉にも有毒成分が少し含まれており、食する前に加熱しないと軽い腹痛を引き起こすことがあるので、食べる前には必ず加熱しなければならない。
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