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ニッパヤシ の変更点

ニッパヤシ(-椰子)とは、樹木の一種である。
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画像出典:夢の島熱帯植物館にて撮影
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科名:ヤシ科ニッパヤシ属
学名:Nypa fruticans Wurmb
原産地:不詳
生態:常緑樹
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 原産地は未詳ながらも、インドから太平洋諸島の熱帯地域に広く分布する常緑のヤシで、河川の傍らの泥湿地帯に生息する。
本種には三区と呼べる部分は存在せず、根茎から全長5m~7mほどの羽状複葉を出す。花は雌雄同種で、先端に雌花の花序をつけ、その下部に雄花の花序をつける。
果実は集合果で球状にまとまり、一見すると巨大な褐色の金平糖を思わせるような見た目となる。この集合果は直径15㎝~30㎝程となり、種子は卵形で、全長4㎝~5㎝程となる。熟した果実が水に浮き、海流に乗って流れることで散布されるのである。
花柄を切断して出てきた汁液を採集し、砂糖(パームシュガー)や酒類に加工する。種子内部の柔らかい胚乳をナッツとして食用にするほか、若い芽は野菜、すなわち「パーム・オブ・ハート」としてサラダなどで賞味される。
 本種はマングローブを構成する樹種の一つで、わが国では沖縄県に自生しており、西表島の船浦で群落が確認されている。この群落は天然記念物に指定されており、研究目的以外で採集が禁じられており、研究目的であっても事前の申請が必要になっている。
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