ナンテンハギ の変更点
ナンテンハギ(南天萩)とは、山菜の一種である。 &attachref; &attachref(./250427112625234.JPG); 画像出典:小石川植物園にて筆者撮影 &br; 科名:マメ科ソラマメ属 学名:Vicia unijuga 原産地:日本、朝鮮、中国、サハリン、シベリア東部 生態:多年草 &br; 我が国の北海道から九州、朝鮮半島、中国、サハリン、シベリア東部にかけて分布する多年草である。 山野に生息し、草丈は30cmから60㎝となる。茎には四つの稜があり、直立するか斜めに立ち上がり、やや横に広がったようになる。葉は二出複葉で短い柄があり、互生する。小葉は卵形から長楕円形で先端が尖り、一見すると[[ナンテン]]の葉の付き方を思わせる。花期は長く、6月から10月にかけて葉腋から花梗を伸ばして総状花序をつけ、鮮やかな紫色ないしはバイオレットカラーの小さな蝶型花を咲かせる。この花はハギの類のそれによく似ており、前述のナンテンのような葉と萩のような花ということで、「ナンテンハギ」という和名がつけられた。 岐阜県では本種の若い苗や茎、つぼみを「アズキナ(小豆菜)」「たにわたし」という名称で山菜として食する。さっとゆでたのちに油いためや天ぷら、汁の実やおひたしにするという。食用以外にも、生薬として若葉や根を「三鈴子」と称し、強壮に用いるほか、山野草として植物体を観賞用とする。 *コメント [#cd9f0bb5] #comment *閲覧者数 [#pfa1b743] |現在|&online;| |今日|&counter(today);| |昨日|&counter(yesterday);| |合計|&counter;| |