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ナタマメ の変更点

ナタマメは、野菜の一種である。
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画像出典:東京都薬用植物園にて筆者撮影
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科名:マメ科ナタマメ属
学名:Canavalia gladiata
原産地:熱帯アジアまたは熱帯アフリカ
生態:一年草
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熱帯アジアまたは熱帯アフリカ原産のつる性の一年草で、わが国には江戸時代の初期に渡来している。葉は長い柄のある3出複葉で、茎は蔓となる。夏に白色もしくは薄いピンク色の蝶型の花を咲かせ、豆果を実らせる。莢の長さは30㎝~50㎝になり、種実の色は赤茶色(アカナタマメ)と白色(シロナタマメ)の二色がある。
和名のナタマメは、莢が鉈のような形状をしているためである。未熟な莢は漬物に用いられ、福神漬けの中には両方に刃のある剣のような形をした野菜が入っているが、これがナタマメの莢である。熟した豆は薬として用いられる。薬効としては、血行促進や免疫力の向上などのさまざまな効果があるほか、昔から排膿の妙薬と言われており、腎臓に良く、蓄膿症、歯周病や歯槽膿漏の改善、痔ろうなどにも効果がある。
ただし、ナタマメの種実には毒性がある。ナタマメと一口に行ってもアカナタマメとシロナタマメがあり、いずれの種も若い莢は問題なく野菜として食用にすることができるのだが、アカナタマメやタチナタマメ、タカナタマメの熟した豆にはカナバニンというアンモニア系の毒素が濃く含まれているため、医者の判断に従って利用し、素人判断での利用は避ける。一昔前に話題になったメッセージ缶((缶に詰められた土に、予めレーザーでメッセージが書かれたナタマメの種子が埋め込まれており、水をやると育って、子葉に何らかのメッセージが書かれているのを見ることができる))には毒性が強いので食用に向いていない品種が使われ、一時期その種子を食用にしてしまう中毒事例がある。
ただし、ナタマメの種実には毒性がある。ナタマメと一口に行ってもアカナタマメとシロナタマメがあり、いずれの種も若い莢は問題なく野菜として食用にすることができるのだが、アカナタマメやこれに近縁の野生植物であるタチナタマメ、タカナタマメの熟した豆にはカナバニンというアンモニア系の毒素が濃く含まれているため、医者の判断に従って利用し、素人判断での利用は避ける。一昔前に話題になったメッセージ缶((缶に詰められた土に、予めレーザーでメッセージが書かれたナタマメの種子が埋め込まれており、水をやると育って、子葉に何らかのメッセージが書かれているのを見ることができる))には毒性が強いので食用に向いていない品種が使われ、一時期その種子を食用にしてしまう中毒事例がある。
「食用」「薬用」と銘打っていないナタマメ製品を口にすることは避けるべきなのだ。
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