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ナシ の変更点

ナシ(ニホンナシ)は、わが国で栽培される果樹の一種である。
|&attachref(./DSC_0047.JPG);|&attachref(./DSC_5338~2.JPG);|
&size(10){画像出典:(左)ナシの花。赤塚植物園にて筆者撮影。(右)ナシの果実。自宅にて筆者撮影。};
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科名:バラ科ナシ属
学名: Pyrus pyrifolia var. culta
原産地:日本、中国
生態:常緑高木
英名:Japanese pear
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本州や中部地方以西から朝鮮半島南部、中国長江沿岸にかけて野生する[[ニホンヤマナシ>ヤマナシ]](Pyrus pyrifolia)が栽培されて形質が固定化された果樹である。わが国では『万葉集』に記述がみられることから、そのころには栽培が始まっていたと考えられる。樹高は15mに達し、葉は卵型で、細かな鋸歯がある。4月に葉が成長すると同時に、5枚の花弁からなる白い花を咲かせる。7月から11月にかけて、球形の[[リンゴ]]に似た果実をつける。果皮色は黄緑色(青梨。[[同名の野生の植物種>アオナシ]]とは異なる。二十世紀や八雲など)と黄褐色(赤梨。長十郎や幸水、豊水など)の2タイプがある。果肉はシャリっとした食感があり、果汁多く、甘みが強い。生食されることが多いが、ジャムにすることもある。
本州や中部地方以西から朝鮮半島南部、中国長江沿岸にかけて野生する[[ニホンヤマナシ>ヤマナシ]](Pyrus pyrifolia)が栽培されて形質が固定化された果樹である。わが国では『万葉集』に記述がみられることから、そのころには栽培が始まっていたと考えられる。樹高は15mに達し、葉は卵型で、細かな鋸歯がある。4月に葉が成長すると同時に、5枚の花弁からなる白い花を咲かせる。7月から11月にかけて、球形の[[リンゴ]]に似た果実をつける。果皮色は黄緑色(いわゆる「青梨」と呼ばれるものだが、[[同名の野生の植物種>アオナシ]]とは異なる。二十世紀や八雲など)と黄褐色(赤梨。長十郎や幸水、豊水など)の2タイプがある。果肉はシャリっとした食感があり、果汁多く、甘みが強い。生食されることが多いが、ジャムにすることもある。
果肉がしゃりっとした食感である理由は、石細胞と呼ばれる細胞が多いためである。[[チュウゴクナシ]]も石細胞が多いので、ニホンナシと似た食感と風味である。いっぽう、[[セイヨウナシ]]はこの石細胞がないため、とろりとした食感になる。
「梨」が「無し」と通じて縁起が悪いので、「ありのみ(有りの実)」と呼ぶこともある。
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