ドクダミ の変更点
ドクダミは、雑草として知られる植物の一つである。くさっ! &attachref(./DSC_0209~2.JPG); 画像出典:筆者撮影 &br; 科名:ドクダミ科ドクダミ属 学名:Houttuynia cordata 原産地:東アジア 生態:多年草 &br; 本州から琉球列島、および台湾、タイ、中国、ヒマラヤの温帯や暖帯に分布する。山野の木陰や路傍のあまり日光の刺さない場所、庭のやや湿り気のある場所に生息する多年草である。 茎から葉をちぎったり、手に葉をすり込むと特有のにおいを発する。くっさ! 草丈は20㎝~60㎝で、初夏に花を咲かせ、花を穂状につける。なお、白い4枚の花弁のように見える部分は、「苞」と呼ばれる部分で、葉が独自に変化を遂げたものである。 草丈は20㎝~60㎝で、葉は茎の基部が深く切れ込むハート形となる。初夏に花を咲かせ、花を穂状につける。なお、白い4枚の花弁のように見える部分は、「苞」と呼ばれる部分で、葉が独自に変化を遂げたものである。 特有の「くさっ!」と叫んでしまうような匂いを持つのにかかわらず、どくだみ茶やハーブ、野菜として利用されることもあり、商業的に栽培することもある。中国やタイでは、地下茎を刻んで炒め物にするという。 葉を乾燥させたものは漢方医学では十薬と呼ばれ、胃腸病、食あたり、下痢、便秘、利尿などに利用され、腫れ物、吹き出物、皮膚病などにも効果があり、「十種類の薬効を持つ」ことに通ずるから。 葉を乾燥させたものは漢方医学では「十薬」と呼ばれ、胃腸病、食あたり、下痢、便秘、利尿などに利用され、腫れ物、吹き出物、皮膚病などにも効果があり、「十種類の薬効を持つ」ことに通ずるから。 路傍の雑草としてのイメージが強いが、意外なことに園芸植物としても栽培される。葉の色が美しいフイリドクダミや、八重咲のヤエドクダミなどがある。 |&attachref(./DSC_4535.JPG);|&attachref(./DSC_4536.JPG);| 画像出典:(左)フイリドクダミ。(右)ヤエドクダミ。いずれも東京都薬用植物園にて筆者撮影。 *コメント [#cd9f0bb5] #comment *閲覧者数 [#pfa1b743] |現在|&online;| |今日|&counter(today);| |昨日|&counter(yesterday);| |合計|&counter;| |