Top > トロロアオイ

トロロアオイ の変更点

トロロアオイとは、有用植物の一種である。
|&attachref(./DSC_1797.JPG);|&attachref(./HORIZON_0001_BURST20240923112130652_COVER.JPG);|
画像出典:いずれも東京都薬用植物園にて筆者撮影
&br;
科名:アオイ科フヨウ属
学名:Abelmoschus manihot
原産地:中国
生態:一年草(原産地では多年草)
別名:花オクラ
&br;
 中国が原産の一年草で、わが国には江戸時代には渡来し、栽培されていたという。
草丈は1mから2mほどになる。葉は長い柄を持ち互生し、掌状となり、5つから9つに裂け、先端がとがる。花は[[オクラ]]のそれに似ており、花弁は薄い黄色で、中心部は濃いあずき色になる。朝に開き、その日の夕方に閉じてしまう「一日花」の性質である。
果実はいわゆる蒴果で、全長は5㎝、先端がとがり表面には柔らかな短毛を密生し、オクラに似た形状である。
古くは根から粘着質な液体をとり、和紙を漉くための糊に用いた。その粘性がヤマノイモのすり下ろしたものに似ていることから「トロロアオイ」の名称で呼ばれる。漢方の世界では「&ruby(オウショッキコン){黄蜀葵根};」名義でのどの腫れや痛みを抑えるのに用いる。
古くは根から粘着質な液体をとり、和紙を漉くための糊に用いた。その粘性が[[ヤマノイモ]]のすり下ろしたもの、いわゆるとろろに似ていることから「トロロアオイ」の名称で呼ばれる。漢方の世界では「&ruby(オウショッキコン){黄蜀葵根};」名義でのどの腫れや痛みを抑えるのに用いる。
 現在は花を観賞用にするために庭や植物園に栽培するほか、花のつぼみを野菜として食用にする。つぼみはてんぷらにするとオクラのようなぬめりがあるので「花オクラ」という名称で呼ばれる。ちなみに、果実は若いものでも固すぎて、かつ味も悪いから食用にはしない。
*コメント [#sdfa264d]
#comment
*閲覧者数 [#pd3aad7b]
|現在|&online;|
|今日|&counter(today);|
|昨日|&counter(yesterday);|
|合計|&counter;|

ホーム リロード   新規 下位ページ作成 コピー 編集 添付 一覧 最終更新 差分 バックアップ 検索   凍結 名前変更     最終更新のRSS