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トウジンビエ の変更点

トウジンビエ(唐人稗)とは、穀物ないしは花卉の一種である。
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画像出典:大船フラワーセンターにて筆者撮影
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科名:イネ科チカラシバ属
学名:Pennisetum glaucum
原産地:アフリカ
生態:一年草
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 アフリカのスーダンが原産の一年草草本で、わが国には明治期に渡来したものの、高温にこそ強いが湿気には弱いという性質からか普及しておらず、経済的栽培はほぼないに等しい。
草丈は1mから3m程度となり、茎は太く、節々に毛が生えているが、強風で倒伏することがある。夏から秋に長さ30㎝程度の円筒形の穂を出す。穂の色あいは白・淡黄色・茶色・灰色・青・紫色と多彩である。穂の色合いから「クロキビ」とも呼ばれる。脱穀した頴果は米粒よりやゝ小さい程度で、青緑色を帯びた色合いである。頴果にはつやがあり、真珠を思わせる見た目なので「パールミレット」という英語圏での名称でも知られる。
 この頴果は食用になり、製粉してパンやクスクスなどに加工したり、製粉せずに粥にして食用に供するほか、発酵させて酒の原料にする。また、穂の形状が独特なので、乾燥させて秋のフラワーアレンジメントの素材とする。写真は園芸品種の「パープル・マジェスティ」で、全体的に植物体が紫色を帯びるのが特徴で、観賞用として葉をつけた穂が花屋でしばしば流通する。
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