Top > チョウセンゴミシ


チョウセンゴミシとは、薬用植物の一種である。
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画像出典:村越三千男著『内外植物原色大図鑑』(国立国会図書館所蔵)より抜粋
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科名:マツブサ科マツブサ属
学名:Schisandra chinensis
原産地:日本、中国
生態:蔓性落葉樹
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 本州や東北地方、中国や朝鮮半島に分布する落葉の蔓性木本植物である。わが国には江戸時代前期に朝鮮半島から果実が渡来し、薬として利用されていた。それをもとに本草学者・貝原益軒が類似品並びに代用品を探すために調査を行ったところ、わが国にも自生する植物体がみられることが明らかになった。
林床や林の一遇に生息し、「雄株」と「雌株」に分かれる。葉は5cm内外の卵型で、縁にはやや鋭い鋸歯がある。夏に黄色味を帯びた白い芳香を持つ花を咲かせる。花の後には[[コショウ]]を思わせるような房状に果実をぶら下げるように実らせ、果実の色は黄緑色から鮮やかな朱色に変色する。
 果実を乾燥させたものは「&ruby(ゴミシ){五味子};」の名称で知られ、鎮咳薬、去痰薬として用いられる。この名称の由来は、果実が甘味、辛味、苦味、酸味、塩味と5つの味を持ち合わせた独特の風味であることから言う。
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