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チシマザサ の変更点

チシマザサ(千島笹)とは、山菜の一種である。
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画像出典:https://botanic.jp/plants-ta/tizasa.htm 『ボタニックガーデン』の「チシマザサ」のページから。
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科名:イネ科ササ属
学名:Sasa kurilensis
原産地:東アジア
生態:常緑ササ
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 我が国や朝鮮半島、千島列島やサハリンに分布する常緑のササ類である。本種はわが国に産する笹や竹の中で、最も北部に生息するものである。
落葉樹林の下に大群落を作る。5月から6月に地下に細長く伸びた地下茎から芽(タケノコ)を斜めに曲がるように出す。このため、「ネマガリダケ(根曲がり竹)」の別名がある。茎(以下、「稈」と記す)は高さ1mから2mほどとなり、直径は1cmから2cmほどとなる。
節はふくらまず、稈を含めた植物体全体に毛はない。生え始めの稈は枝分かれしないが、2年目以降は稈の先端部でひとつの節から3本から5本ほどの枝を出し、枝の先に葉が数枚つく。葉は長い披針形で全長10~20cmで、表面は緑色で光沢がある。花はおよそ60年に1回と咲かせることはまれだが、花を一度咲かせたのちは群落が一斉に枯死する。
 タケノコは「ネマガリダケ」や「細竹」の名称で山菜として食用にされ、煮物や炒め物、汁の実、炊き込みご飯の具材、うどんやそばの具材とする。成長したものは魚籠や籠、寒敷などに加工する。葉は胃炎に効果があるとされ、「青汁」のような飲み物にして飲む民間療法が知られる。
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