Top > ダンドク

ダンドク の変更点

ダンドクとは、花卉の一種である。
|&attachref(./DSC_1249.JPG);|&attachref(./DSC_0413.JPG);|
画像出典:いずれも東京都薬用植物園にて筆者撮影
&br;
科名:カンナ科カンナ属
学名:Canna indica
原産地:東南アジア
生態:多年草
&br;
東南アジア原産の多年草で、インド、マラッカ、マレー諸島に分布する。わが国には江戸時代初期に園芸植物として渡来しているが、現在はあまり園芸植物としての流通は多くはなく、植物園で見かけることの方が多い。また、しばしばカンナ類の園芸品種の親として用いられる。[[ショウガ]]に似た白色の根茎から茎をのばし、草丈は50㎝~200㎝に達する。茎は直立し、葉は30cm程度の紡錘形で先端が尖り、節ごとに互生する。写真のように、葉の主脈が紫色になることもある。花は熱帯地域では一年中咲かせるが、亜熱帯地域では初夏から初秋である。総状花序で、花色はふつう赤色だが、黄色い品種もある。花びらのように見えるものは、おしべが大きくなったものである。花が終わると、小さな赤や緑色の[[栗>クリ]]の&ruby(・・){いが};に似た形状の蒴果をつける。種子は黒い偏球形で、つやがあるため宝石にされる。普通温室で園芸植物として栽培されるが、沖縄などの南西諸島ではしばしば逸出し、野生化している。暖地では戸外で越冬する。
和名は梵語に基づくものである。
園芸品種はほかに、「キバナダンドク」と呼ばれるものが知られているが、こちらは赤い花を咲かせるタイプよりも知名度が低く、栽培も少ない。
&attachref; 
&attachref(./DSC_5503.JPG); 
画像出典:キバナダンドク。東京薬科大学薬用植物園にて撮影。
&br;
*コメント [#cd9f0bb5]
#comment
*閲覧者数 [#pfa1b743]
|現在|&online;|
|今日|&counter(today);|
|昨日|&counter(yesterday);|
|合計|&counter;|

ホーム リロード   新規 下位ページ作成 コピー 編集 添付 一覧 最終更新 差分 バックアップ 検索   凍結 名前変更     最終更新のRSS