Top > セイロンニッケイ


セイロンニッケイとは、香辛料の1種である。
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画像出典:東京都薬用植物園にて撮影
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科名:クスノキ科ニッケイ属
学名:Cinamomum verum
原産地:東南アジア・南アジア
生態:常緑高木
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 常緑高木の一種で、わが国では普通温室で栽培される。わが国への渡来時期は意外と古く、江戸前期(1680年ごろ)に中国出身の帰化僧侶・心越が苗を輸入し、小石川の白山御殿(現在、小石川植物園のある地域)に栽植したのが最古の記録であるとされる。
樹高は10mほどで、植物体全体に芳香がある。葉は幅の広い楕円形で、長さは15㎝から20㎝程で表面が革質となり、光沢がある。主脈は3本から5本あり、白っぽいのでよく目立つ。若い葉は最初は薄紅色で、薄紅色→黄緑→濃緑色と徐々に変化していく。これは、原産地の気候が高温になり、かつ日差しが強いので、初めから緑色の葉を出すと直射日光により葉が焼けてしまうためである。
 季節を問わず、黄色味を帯びた白い小さな花を咲かせるが、あまり目立たない。樹皮は赤みを帯びた明るい褐色で、樹皮をはがして乾燥させたのち香料として利用する。利用法は[[ニッケイ]]や[[シナニッケイ]]とほぼ同じである。スパイスの『シナモン』の名称はニッケイ、シナニッケイ、本種の総称である。
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