Top > ジャックフルーツ


ジャックフルーツとは、熱帯果樹の一種である。
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&size(10){画像出典:東京都薬用植物園にて筆者撮影。まだ幼果の段階だが、成長すると人の頭を超える大きさとなる。};
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科名:クワ科パンノキ属
学名:Artocarpus heterophyllus
原産地:東南アジア
生態:常緑高木
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インドからインドシナ半島が原産の常緑高木。わが国への渡来時期は不明だが、「本草図譜」(1830年)には記載がみられる。樹高は15m~20mほどになり、大きな長楕円形の光沢のある葉が互生する。雌雄同株で、雌花は幹や太い枝の円柱状の花序につく幹生花という性質を持ち、雄花は枝の先端につく。果実は、長さ30cm~80㎝の大きな楕円形で、かなりの重さがあるため、枝に実った場合、枝が重みで折れてしまう。それゆえ、幹生果という、幹に果実を実らせる性質を持っている。
果実表面は細かないぼ状の突起で覆われており、果実を鉈で割ってから細かな部屋のように分かれた果肉を取り出して生食する。熟すと鮮やかな緑色から、若干緑がかった褐色に変色し、独特のにおいを発する。太平洋戦争中、食料不足に苦しんだ日本軍はこの果物の果肉を食し、命をつないだという。
樹皮は黄色色素を持ち、ミャンマーの僧侶はこの樹皮から煮出した色素で自らの僧衣を黄色く染める。
果実表面は細かないぼ状の突起で覆われており、果実を鉈で割ってから細かな部屋のように分かれた果肉を取り出して生食する。熟すと鮮やかな緑色から、若干緑がかった褐色に変色し、人によってはやゝ不快な独特のにおいを発する。太平洋戦争中、戦局が悪化するところへもってきて食料不足にさいなまれた日本軍はこの果物の果肉を蒸かしたものを食し、命をつないだという。
樹皮は鮮やかな黄色の色素を持ち、ミャンマーの僧侶はこの樹皮から煮出した色素で自らの僧衣を黄色く染める。
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