Top > ジャガタラズイセン


ジャガタラズイセン(ジャガタラ水仙)とは、園芸植物の一品種である。
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画像出典:所沢市にて筆者撮影
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科名:ヒガンバナ科アマリリス属
学名:Hippeastrum reginae
原産地:ブラジル
生態:多年草
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 ブラジルが原産の多年草で、わが国には徳川時代末期の嘉永年間(1850年前後)に渡来しており、幕末期の本草学者・山本章夫の手掛けた『本草写生図譜』や同時期に活躍した植物学者・飯沼慾斎の『草木図説』に図が描かれているのが確認できる。現在は各地に園芸植物として栽植される。
地下の鎮痙は玉ねぎ状となり、直径5㎝以上の黒みを帯びた褐色である。
鱗茎から伸びる葉は細長い線状となり、全長20㎝~30㎝程で2列に並ぶ。初夏から夏にかけて、高さ30㎝程の太い花茎に反曲する膜質の総苞葉をつけて2つか3つの花を、側方に垂れ下がるようにして咲かせる。花は成人男性の握りこぶしに匹敵するほどの大きさで、6枚の花弁からなり、鮮やかな赤色を呈する。
 和名は、「ジャカルタ(すなわち現在のジャワ)から来た水仙」という意味であるが、本種の原産地はブラジルであってジャワではないので、単に「外来産の水仙」という意味として理解するのがよかろう。
園芸植物の[[アマリリス]]の原種の一つである。
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