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シャクシナ の変更点

シャクシナとは、野菜の一種である。
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画像出典:筆者の蔵書「原色図説植物大辞典」(1938年)より抜粋。
画像出典:村越三千男「原色図説植物大辞典」(1938年)より抜粋。
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科名:アブラナ科アブラナ属
学名:Brassica rapa var,chinensis
原産地:中国
生態:多年草
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中国野菜の[[チンゲンサイ]]やパクチョイに近い野菜で、わが国には明治時代初期に渡来し、各地で栽培されている。もともと揚子江近辺で栽培されていたチンゲンサイがわが国に導入され、次第に土着して形質が変化したものであるとされる。
葉身と葉柄の形が杓子状になるのが特徴。葉の長さは25㎝~50㎝で、鮮やかな緑色ないしは黄緑色で、チンゲンサイをいくらか大きくしたような見た目をしている。葉柄は白色なので、「雪白体菜」の名称でも知られる。
各地で漬菜類として栽培されたが、日露戦争後に結球ハクサイが普及してからは徐々に生産が下火になり、現在は埼玉県秩父市など各地で自家用や農産物直売所に卸すために栽培される程度である。
葉をお吸い物や炒め物、漬物やおやきの具にする。特に埼玉県秩父市では「しゃくし菜漬」がソウルフードとなっており、物産展で販売される。刻んでご飯のおかずにするのはもちろん、刻んでチャーハンの具にしたり、おやきの具にしたりする。
大阪府で古くから栽培される「大阪しろな」または「天満菜」は本種とハクサイ、また本種と山東菜の雑種であるとされており、特徴は本種と酷似しており、漬物や雑煮にする。
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