シコクビエ の変更点
シコクビエとは、穀物の一種である。
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画像出典:東京都薬用植物園にて筆者撮影
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科名:イネ科オヒシバ属
学名:Eleusine coracana
原産地:エチオピア、ウガンダ
生態:一年草
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エチオピアやウガンダが原産の一年草草本植物で、わが国への正式な渡来時期は不明ながらも江戸後期の植物学者・小野蘭山の著書『本草綱目啓蒙』に名前がみられることから、そのころには穀物として栽培されていたことがうかがえる。
草丈は60㎝から90㎝で、全体的な姿は雑草のオヒシバに似ているが、それより一回り以上大きいので簡単に見分けられる。
茎は太くて強靭で、直立する。長さ40㎝、幅7㎜程の細長い線形の葉を茎に対生する。夏に傘の骨状に花穂をつけ、白くごく小さい花を咲かせる。一つの穂の長さは7㎝から10㎝となる。小穂は扁平で、長さは7㎜程度で扁平な形状をしており、禾は持たない。
穎果は秋に赤みを帯びた褐色に熟す。この頴果は食用にすることができ、粉に挽いて水やお湯で練って団子や蕎麦がき状にして食するほか、脱穀しておかゆにする。食味の評価は両極端で、「美味しくない」とする評価はおおむね脱穀した粒の状態で果実を食した場合であり、「美味しい」とする評価はおおむね粉に挽いてから食した場合である。
和名は、「反当り4石取れる」ために「四石稗」と呼ぶという説と、四国地方での生産が多く、かつ[[ヒエ]]に似ていることから「四国稗」とする説がある。
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