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サラカヤシ の変更点
サラカ(-椰子)とは、熱帯果樹の一種である。 &attachref(./250827114820496.JPG); &attachref; &attachref(./250830190835341.JPG); 画像出典:(上)筑波実験植物園にて筆者撮影。(下)果実の模型のキーホルダー。自宅にて筆者撮影 &br; 科名:ヤシ科サラッカ属 学名:Salacca zalacca 原産地:ジャワ 生態:常緑低木 &br; インドネシアからマレーシア付近が原産のヤシ類の一種で、わが国では標本的に植物園にて栽培される程度である。水辺に生息し、樹形は一見すると[[ニッパヤシ]]に似ており、樹高は2mから5mほどになる。いわゆる「幹」の部分がかなり短く、鋭い棘が生えている2mもの葉柄と15㎝程の複葉からなる。 果実は葉の付け根に房となって実り、それぞれの大きさは[[イチジク]]ほどの大きさである。この果実の表面が赤褐色の鱗状のもので覆われることから、「スネークフルーツ」の英名で知られる。食する際には果実の先端をつまんで引きちぎるようにすると、果皮がそこから外れて食べやすくなる。中身は黄色を帯びた白で、3つくらいの大小の房に分かれて、それぞれの房の中には1つの黒く丸い種子が入っている。種子の部分は硬くて食べられないので、歯でこそげ取るようにして果肉を食するのである。 品種によって風味や食感が異なり、汁気が多くてリンゴのような食感になるものや、乾いてパサついた食感になるものがあり、甘みの強いものや酸味が強いものがあるが、いずれも若干の渋みを感じることがあるそうだ。現地では果肉をそのまま食すほか、砂糖煮にして食するという。 *コメント [#cd9f0bb5] #comment *閲覧者数 [#pfa1b743] |現在|&online;| |今日|&counter(today);| |昨日|&counter(yesterday);| |合計|&counter;| |