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サポジラ の変更点

サポジラとは、熱帯果樹の一種である。
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画像出典:福岡市植物園にて筆者撮影
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科名:アカテツ科サポジラ属 
学名:Manilkara zapota
原産地:中央アメリカ
生態:常緑高木
英名:Sapodila,Tree potato,Chewing gum tree
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 中央アメリカのユカタン半島からベリーズ、グアテマラが原産の常緑高木で、現在は熱帯地域で重要な果樹として栽培せらる。
原種の樹高は40mを優に超すが、現在果樹として栽培されるものは品種改良がなされたもので、30mほどになる。葉は7~15cmほどの先端のとがる楕円形で光沢があり、枝に螺旋状に付く。
時期を問わず花を咲かせ、花の後には直径4㎝から8㎝の褐色の楕円形の果実をつける。果実は未熟なものは渋みが強くて食用にはならないが、熟すと干し柿に似た風味とシャリシャリとした梨のような食感があり、生食やシャーベットにして食される。
時期を問わず花を咲かせ、花の後には直径4㎝から8㎝の褐色の楕円形の果実をつける。果皮はざらざらしていて、見た目がジャガイモに似ていることから「ツリーポテト」という英名もある。果実は未熟なものは渋みが強くて食用にはならないが、熟すと干し柿に似た風味とシャリシャリとした梨のような食感があり、生食やシャーベットにして食される。
 また、樹皮に白く粘り気のある「チクル」という液体を含んでおり、これはチューイングガムの増粘剤として利用される。この液体を採取するには、樹皮をやや深くナイフで傷つける必要がある。
このチクルは食用以外にも、傷口に塗ったうえで乾燥させて天然の絆創膏としても用いられたという。1940年代に石油系合成樹脂が開発されて以来、次第にそちらに取って代わられ、チクルの利用は激減している。
現在はもっぱら果樹としての利用の方が有名となっている。
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