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サトウキビ の変更点

サトウキビは、製糖植物の一種である。
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画像出典:(左)東京都薬用植物園にて筆者撮影/(右)東京薬科大学薬用植物園にて撮影
|科名|イネ科サトウキビ属|
|学名|Saccharum officinarum|
|原産地|ニューギニア島|
|生態|多年草|
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ニューギニア島が原産の多年草で、わが国には江戸時代中期に中国から渡来しており、奄美大島で商業的に栽培されるようになった。これが江戸時代後期の薩摩藩の財政を支える元となっているが、このことは薩摩藩により奄美大島の人々に苛烈な支配が敷かれたことをも意味していることもまた理解するべきである。
熱帯地域や亜熱帯地域で栽培され、茎は3m~4mになる。暗緑色もしくは黒紫色の茎は竹のように節に分かれているが、内部は竹のように空洞ではなく、糖分を含んだ髄がある。葉は細い線形で、茎を抱くようにして付く様子はイネ科植物らしさを引き立てている。
秋には茎の先端からススキのような穂を出す。
この茎から砂糖を精製するほか、茎をかじって髄を生で食べたり、そこから甘い汁を吸ったりする。また、搾り粕は燃料(バイオエタノール)にする。本種から搾られるのは沖縄県の黒糖や京都の和菓子に用いられる和三盆、四国の菓子に用いられる白下糖などである。
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