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コナギ の変更点

コナギ(小水葱)とは、水生植物の一種である。
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画像出典:東京薬科大学薬用植物園にて筆者撮影
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科名:ミズアオイ科ミズアオイ属
学名:Monochoria vaginalis var. plantaginea
原産地:日本~東南アジア(マレーシア)
生態;水生一年生草本
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 我が国の本州から沖縄島、朝鮮半島やマレーシア(分布の南限)にかけて分布するする水生の一年草で、我が国には万葉の時代からすでに知られていたと思われる。
水田や沼地に生息しており、草丈は全体的に[[ミズアオイ]]に似ているが、それより小ぶりかつ平滑で、毛がない。ミズアオイの古名が「&ruby(ナギ){水葱}」であり、それより小ぶりであることから「コナギ」というのである。
茎は5本~6本が束生し、多汁である。それぞれの茎に葉が1枚づつ付き、根生葉は全長10㎝~20㎝程で、茎葉は柄が長く、全長4㎝~6㎝となる。基部は二つに裂けて片面だけが莢状となり、その間から花茎を出して青紫色の6枚の先端の尖る楕円形の花弁からなる花を咲かせる。花期は夏から秋で、葉よりも低い総状花序である。
 かつてはミズアオイとともに食用にされていたが、現在では稲の生育を阻害する「害草」として駆除対象となっている。
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