ゲットウ の変更点
ゲットウ(月桃)とは、有用植物の一種である。
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画像出典:(左)東京都薬用植物園にて筆者撮影/(右)東京薬科大学薬用植物園にて筆者撮影。
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科名:ショウガ科ハナミョウガ属
学名:Alphinia zerumbet
原産地:熱帯アジア
生態:多年草
別名:サンニン、ハナソウカ
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熱帯アジアが原産の多年草で、わが国では沖縄県が露地栽培の北限で、それ以外の地域では温室などで栽培される。
草丈は2mから3mほどで、光沢のある葉は長さ40㎝から70㎝、幅5㎝から10㎝の大型の披針形で、先端がややとがる。
6月から8月に茎の先に総状花序を出し、直径2cmほどの白い花を咲かせ、花冠は3つに裂け、中央部は紅サシ状となる。
花の後に、球形の果実をつける。果実はいわゆる蒴果で、当初は黄緑色が、熟すと赤色に変色する。
果実は見た目が面白いので、観賞用としてフラワーアレンジメントの材料にされる。種子は乾燥させ、主に健胃、整腸の効果を持つ薬として使用する。葉は大きいので、古くはお弁当を包むのに利用されたほか、乾燥させて煮出したものは「さんぴん茶」と呼ばれて好んで引用された。「桃」という字から、甘い香りを想像しがちであるが、実際はショウガに似たキレのある香りであるという。
葉に模様の入るものは「キフゲットウ」(黄斑月桃、Alpinia zerumbet 'Variegata')という園芸上の変種で、観賞用にするために栽培する。
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画像出典:キフゲットウの写真。東京都薬用植物園にて筆者撮影
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