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クランベリー の変更点

クランベリー(大実蔓苔桃)とは、果樹の一種である。
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画像出典:東京都千代田区四谷にて筆者撮影
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科名:ツツジ科スノキ属
学名:Vaccinium macrocarpon AIT.
原産地:北米
生態:常緑小低木
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 北アメリカ北部が原産の常緑小低木である。わが国には明治期以降に渡来し、現在は観賞用ないしは果樹として鉢植えにされる。
原産地では湿地帯に生息しており、樹勢は茎が地を這う格好となり、樹高は20㎝から200㎝となる。6月から8月にかけて、枝先に総状花序をつけ、淡紅色がさす白い5枚の反り返った形状の花弁からなる花を咲かせる。花の雄しべ・雌しべ部分がくちばし状に尖っていて、それが鶴のくちばしを連想させることから、Cranberryという名称がつけられた。
果実は球形または楕円形で、直径8㎜から15㎜程となり、8月から10月にかけて赤く熟す。果実は食用となる「ベリー」の一種であるが、生食では酸味と渋みが強いので、砂糖煮やジャムとするほか、原産地では古くからサンクスギビングデーの七面鳥の丸焼きのソースの材料には欠かせない食材である。
 本種はアメリカやカナダで栽培される果樹となっているが、収穫方法が一風変わっているのである。クランベリー畑に水を張り、水を張った場所を専用の機械でかき混ぜると果実が浮かんでくる。これは果実内部に大きな空洞があるためである。なお、畑に張った水はクランベリーの木を冷害から守る効果もあるため、春まで水を抜かずにそのまま越冬させる。
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