Top > クネンボ

クネンボ の変更点

クネンボとは、果樹の一種である。
&attachref(./HORIZON_0001_BURST20250129103328286_COVER.JPG);
画像出典:新宿御苑にて撮影
&br;
科名:ミカン科ミカン属
学名:Citrus reticulata 'Kunenbo' 
原産地:東南アジア
生態:常緑低木
&br;
マンダリンオレンジの一種で、東南アジアが原産である。わが国には室町期に琉球を介して日本に入ってきた((「万葉集」に「あべたちばな」という植物が登場しており、「あべたちばな」がクネンボであると仮定すると、渡来時期は大和時代以前ということになるが、現在は室町時代渡来説が優勢))。樹高は3mほどで、葉は硬い革質で艶があり、濃い緑色で、小翼葉がある。枝に棘はない。
春に白い星型の花を咲かせ、秋から冬にやや扁平な球形の果実をつける。表面はややざらつき、松脂のような独特のにおいがあってやや凹凸がある。果皮は[[ネーブルオレンジ]]よりも分厚く、果肉と離れにくい。果肉は生食でき、芳香と甘みはあるが酸味が強めである。また、果実一個につき十粒ほどの種子がある。このため、次第にウンシュウミカンにとって代わられるようになった。
現在は鹿児島県や沖縄県で多く栽培され、日本各地に古い木が残るばかりとなっている。[[ウンシュウミカン]]の親としても知られる。
現在は鹿児島県や沖縄県で多く栽培され、日本各地に古い木が残るばかりとなっている。[[ウンシュウミカン]]の親としても知られる。なお、沖縄県では名称がやゝ似ている「クニブー」という柑橘類が栽培されるが、本種との関係性は不詳。
*コメント [#cd9f0bb5]
#comment
*閲覧者数 [#pfa1b743]
|現在|&online;|
|今日|&counter(today);|
|昨日|&counter(yesterday);|
|合計|&counter;|

ホーム リロード   新規 下位ページ作成 コピー 編集 添付 一覧 最終更新 差分 バックアップ 検索   凍結 名前変更     最終更新のRSS