Top > キンカン
|
キンカン の変更点
キンカンは、柑橘類の一種である。 |&attachref(./DSC_5219.JPG);|&attachref;| |&attachref(./DSC_5219.JPG);|&attachref(./DSC_7131.JPG);| 画像出典:いずれも写真は夢の島熱帯植物館にて筆者撮影 &br; 科名:ミカン科ミカン属(キンカン属に分類されることも) 学名:Citrus japonica(Fortunella japonica) 原産地:中国 生態:常緑低木 &br; 中国の長江流域が原産で、わが国には江戸時代初期に長崎を経由して渡来している。 樹高は2mほどで、しばしば枝分かれしする。能力色の葉は長さは5-7cmで互生し、先端のとがる長楕円形で厚く、周囲には浅い鋸歯がある。 夏から秋に白い5枚の花弁からなる花を咲かせ、晩秋から冬にかけて直径2㎝ほどの果実をつける。 果実は砂糖漬けや甘露煮、あるいは生食する。品種によっては酸味や渋みが強いので食用にはせず、観賞用にすることもある。、現在、市場に多く出回るのはマルミキンカンや&ruby(ねいは){寧波};キンカンの系統である。 *品種 [#hbb435a1] **マルミキンカン(Citrus japonica) [#z21299c2] &attachref(./DSC_2869.JPG); 画像出典:自宅近くの園芸店にて撮影 &br; 樹形は前述の内容を参考のこと。果実は真球形で、果実は砂糖漬けやマーマレードにする。 **ナガミキンカン(Citrus margarita) [#d5fa91fe] &attachref(./DSC_3819.JPG); 画像出典:赤塚植物園(板橋区)にて撮影 &br; 樹形はマルミキンカンに同じ。果実は楕円形で、長さは3㎝～4㎝になる。酸味が強く、加工向けである。 **ネイハキンカン(Citrus crassifolia) [#h06a16ef] &attachref(./DSC_6608.JPG); 画像出典:自宅近くの畑にて撮影 &br; 樹高は3m～4mに達し、果実は直径4㎝内外で、ほぼ真球形で黄色味の強い橙色である。砂糖漬けはもちろん、生食に向く品種で、フルーツサラダのトッピングにも利用される。 **フクシュウキンカン(Citrus obovata) [#m7fa40a1] &attachref(./HORIZON_0001_BURST20231103185913679_COVER.JPG); 画像出典:自宅近くの植込みを撮影 &br; 中国福建省(福州)が原産なのでこの名称がある。果実はキンカン属のなかでは最も大きくなり、直径6㎝ほどになる。酸味が強くて甘味や香りはあまりないので、加工用に使われる。また、観賞用として庭木に植えられることもある。 **マメキンカン(Citrus hindsii) [#vac57437] &attachref(./DSC_6784.JPG); 画像出典:自宅近くの園芸店にて撮影 &br; 中国南部が原産で、わが国には江戸時代後期にはすでに渡来しており、『本草図譜』に図がみられる。樹高は1.5mほどである。果実は直径1㎝未満と柑橘類の中では最小で、赤味の強い橙色である。強い渋みがあり、また可食部もかなり小さいので食用に適さず、観賞用として庭木に植えられる。果実の大きさと色合いから、&ruby(きんず){金豆};の名称でも呼ばれる。 *コメント [#cd9f0bb5] #comment *閲覧者数 [#pfa1b743] |現在|&online;| |今日|&counter(today);| |昨日|&counter(yesterday);| |合計|&counter;| |
