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キビ の変更点

キビとは、穀物の一種である。
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画像出典:https://botanic.jp/plants-ka/kibi.htm
画像出典:https://botanic.jp/plants-ka/kibi.htm 『ボタニックガーデン』の「きび」のページから。
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科名:イネ科キビ属
学名:Panicum miliaceum
原産地:インド
生態:一年草
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インドが原産の一年草で、わが国には弥生時代ごろ、イネより少し早い時期に朝鮮半島を経由して渡来し、重要な穀物として栽培されていた。五穀([[アワ]]の記事を参照)の一つに数えられ、やせた土地でも育つため、あまり米の栽培に適さない地域で盛んに栽培されてきたが、今では東北地方や甲信越地方で細々と栽培される程度である。
 インドが原産の一年草で、わが国には弥生時代ごろ、[[イネ]]より少し早い時期に朝鮮半島を経由して渡来し、重要な穀物として栽培されていた。五穀([[アワ]]の記事を参照)の一つに数えられ、やせた土地でも育つため、あまり米の栽培に適さない地域で盛んに栽培されてきたが、今では東北地方や甲信越地方で細々と栽培される程度である。
草丈は1m~2mになり、秋に黄色い種実を実らせ、穂が垂れ下がる。種実の色は白、黄、橙、赤、黒、褐色などがある。
和名のキビは、「黄色い実」から来ている。うるち種ともち種があり、前者はコメに混ぜて炊いて食すほか、単体で粥にして食し、農村では常食されていた。ヨーロッパでは粉にしたものをコムギの代わりにパンにして食していたという。後者は餅や飴、団子に加工する。「桃太郎」で知られる岡山名菓の吉備団子の原料である。
 和名のキビは、「黄実」すなわち「黄色い実」から来ている。うるち種ともち種があり、前者はコメに混ぜて炊いて食すほか、単体で粥にして食し、農村では常食されていた。ヨーロッパでは粉にしたものをコムギの代わりにパンにして食していたという。後者は餅や飴、団子に加工する。「桃太郎」で知られる岡山名菓の吉備団子の原料である。

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