カンナ の変更点
カンナとは、園芸植物の一種である。 &attachref(./DSC_2236.JPG); &attachref(./DSC_4989.JPG); &attachref(./DSC_2215.JPG); 画像出典: (上)福岡市植物園にて撮影 (中)神代植物公園にて撮影。「ベンガル・タイガー」という園芸品種である。 (下)東京都豊島区池袋にて撮影。黄色い花を咲かせる品種。 &br; 科名:カンナ科カンナ属 学名:Canna×generalis L.H.Bailey 原産地:東南アジア 生態:多年草 別名:ハナカンナ &br; [[ダンドク]]と同属の別種間の人工交配により、園芸的に作出された雑種の多年草である。わが国には明治末期に渡来し、観賞用のため庭園や街路、花壇や温室に植えられる。 [[ダンドク]]と同属の別種間の人工交配により、園芸的に作出された雑種の多年草である。現在のカンナの改良は、19世紀中期にフランスで始まったとされる。その後イタリアでも改良が盛んになり、それぞれ「フレンチカンナ」「イタリアンカンナ」と呼ばれている。イタリアンカンナは大柄だが花が小さいため、現在のわが国ではほとんど栽培がみられない。わが国にはいわゆる「フレンチカンナ」の系統が明治末期に渡来し、観賞用のため庭園や街路、花壇や温室に植えられる。 草丈は1mから2mで、冬になると地上部が枯れ、地下にある球根の姿で冬を越す。茎を切ると粘液を出す。 葉は全長30㎝から40㎝で、表面に光沢のある革質である。夏から晩秋にかけて、直径10㎝程の花を咲かせ、3個の短い蕚片を持ち、3枚の花弁は蕚片より長くなる。 雄蕊5片はすべて花弁となり、内側の1片の側方にのみ葯が付く。花色は赤、橙、黄と暖色の系等が多く、葉も鮮やかな緑色ないしは写真中段のように斑が入るものがある。 雄蕊5片はすべて花弁となり、内側の1片の側方にのみ葯が付く。花色は赤、橙、黄と暖色の系等が多く、葉も鮮やかな緑色ないしは写真中段のように斑が入るものがある。鮮やかに色づく花弁のような部分は、実は雄しべの変化したもので、本物の花弁ではない。それで、本種を切り花にするとあまり長く保たないのである。 *コメント [#cd9f0bb5] #comment *閲覧者数 [#pfa1b743] |現在|&online;| |今日|&counter(today);| |昨日|&counter(yesterday);| |合計|&counter;| |