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カルドン の変更点

カルドンは、ハーブの一種である。
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画像出典:いずれも東京都薬用植物園にて筆者撮影
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科名:キク科チョウセンアザミ属
学名:Cynara cardunculus
原産地:南ヨーロッパ
生態:多年草
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 南ヨーロッパが原産の多年草で、草姿は[[アーティチョーク]]に似ているが、全体的に細みで、本種はアーティチョークの原種ではないかと推測されている種である。草丈は1mから2mと大ぶりになり、早春には白い毛におおわれて銀色にも見える緑白色の羽状に深く切れ込んだ葉を出す。初夏に、大きなアザミを思わせるような直径8cmから10cmほどのマゼンタピンクないしは紫色の頭花を咲かせる。茎は、小さくてほとんど目に見えないトゲに覆われており、皮膚に触れると痛む。この問題を解決するために、人為的にトゲをなくした品種も開発されている。
 アーティチョークはつぼみを食用にするが、本種のつぼみは総苞片にトゲが多くて下ごしらえが大変なので、あまり利用には適さない。本種は軟白した茎を野菜として利用する。軟白した茎は巨大な[[セルリー]]に似ており、蒸し煮や揚げ物にして食用にする。また、種子からは食用油が取れる。同じキク科の[[ヒマワリ]]の種子からとったヒマワリ油と同じ方法で利用することができる。食用以外にも、花が美しいので観賞用に栽培することもある。
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