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カラタチ の変更点

カラタチとは、園芸植物の一種である。
|&attachref(./DSC_0082.JPG);|&attachref(./DSC_8218.JPG);|
&size(10){画像出典:(左)赤塚植物園にて筆者撮影/(右)埼玉県所沢市にて筆者撮影};
|科名|ミカン科ミカン属(カラタチ属とする異説アリ)|
|学名|Citrus trifoliata|
|原産地|中国大陸中部|
|生態|落葉低木|
&br;
北原白秋が作詞、[[山田耕筰]]が作曲を手掛けた童謡「''からたちの花''」で有名である。&br;
中国大陸中部の原産で、わが国には大和時代に朝鮮半島を経由して渡来し、現在は果実を観賞用とするためや食用のミカン類の苗木の台木として各地に栽植せらる。病害虫に強い性質からか、まれに野生品が生息していることもある。&br;
樹高は2m~3mになり、枝は稜角を持ち、更に扁平で鋭い棘がある。葉は互生し、3出複葉で、葉柄に翼がある。園芸品種の「飛竜」や「香の煙」は枝や棘がねじれる。&br;
古くは本種の棘を利用して、泥棒除けのために生垣として植えることもあったが、現在はブロック塀など、あまり手入れの必要がないものにとってかわられている。春に葉より先に白い5枚の花弁からなる花をつける。夏に球形の果実をつけ、秋から冬に黄色く熟す。&br;
果実は直径3㎝~4㎝で芳香があり、一見すると食べられそうにも思えるが、硬くて渋みもあって生食には向かない。果実酒にすることもあるが、もっぱらは観賞用である。漢方薬では「枳実」あるいは「枳殻」の名称で健胃作用や利尿作用、虚痰をもたらす薬として利用される。なお、[[ナツミカン]]もこれらの名称で同様の効果を期待して薬用にされるという。&br;
和名の「カラタチ」は「&ruby(カラタチバナ){唐橘};」に由来しているが、同名のサクラソウ科の園芸植物と混同されやすく、そちらを「&ruby(ヒャクリョウ){百両};」と呼ぶことがある。
和名の「カラタチ」は「&ruby(カラタチバナ){唐橘};」に由来しているが、[[同名のサクラソウ科の園芸植物>カラタチバナ]]と混同されやすく、そちらを「&ruby(ヒャクリョウ){百両};」と呼ぶことがある。
*カラタチにまつわる諺 [#pe15bf67]
--''南橘北枳(江南の橘も江北に移せば枳となる)''
中国の諺。人間の性格は環境で変わってくるということ。
*コメント [#cd9f0bb5]
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追記・修正はカラタチはミカンより美味いと主張する方がお願いします。
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