カラスウリ の変更点
カラスウリ(烏瓜)とは、野草の一種である。
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画像出典:東京都千代田区四ッ谷サナダグラウンドにて撮影
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科名:ウリ科カラスウリ属
学名:Trichosanthes cucumeroides
原産地:日本
生態:つる性多年草
別名:タマズサ
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東北地方中部以南、四国、九州、琉球に分布し、ほかに台湾や中国での発見例があるつる性の多年草である。林縁や藪地、またときに畑の日陰になる部分に生息する。
根は塊状に肥大し、冬に地上部が枯れた際にはそこから芽を出して再び繁茂する。雌雄異株で、葉は卵形で3つから5つに掌状に裂ける。
夏から秋の夜に白いレース状の花を咲かせ、花弁は細く切れ込む。秋から晩秋に楕円形の果実をつけ、当初は緑地に白い縦じま模様が入るが、熟すと赤みの強い橙色に変色する。種子はカマキリの頭や大黒天を思わせるような形状で、古くは結び状をつけた手紙になぞらえて「&ruby(たまずさ){玉章};」の名で呼ばれた。大黒天に似た見た目から、ゲン担ぎとしてお金がたまるように願いを込めて財布に入れる風習が残っている。
若い果実は漬物にして食することができ、また若い蔓も青菜の代わりに天ぷらや汁の実にして食することができる。しかし、熟した果実は一瞬甘みを感じるものの、すぐに渋みが押し寄せてくるため食用にはしない。赤い果実の果汁を手足などのひび、あかぎれ、しもやけ、肌荒れに塗る療法が知られる。また、塊根からはでんぷん(天瓜粉)をとり、ベビーパウダーの代用にする。
和名のカラスウリの由来は諸説あり、「カラスが食べ残すほど不味い瓜」とも、「種子が黒く、カラスを思わせるような色合い」ともいわれる。なお、漢字名で「王瓜」と呼ばれることもあるが、これは誤りで、実際は帰化植物の[[オオスズメウリ]]を指す。
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