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オクラ の変更点

オクラは、野菜の一種である。
|&attachref(./DSC_2015.JPG);|&attachref(./DSC_2016.JPG);|
&size(10){画像出典:いずれも筆者撮影(東京都薬用植物園)};
|科名|アオイ科トロロアオイ属|
|学名|Abeimoscus esculentus|
|学名|Abelmoscus esculentus|
|原産地|インド|
|生態|一年草|
|英名|''Okra''((本来の和名は「''陸蓮根(おかれんこん)''」なのだが、現在は英名が和名を駆逐している状態となっている。また、「ネリ(トロロアオイ)に似たアメリカ産の外来の植物」という意味で、「アメリカネリ」と呼ぶこともある。八丈島では「ネリ」の名称で呼ばれる))|
&br;

インドが原産とされる一年草草本で、わが国には幕末に渡来している。幕臣・貴志忠美(1800~57)が駿府で編纂した植物図譜『本草写生』に『&ruby(オロシヤマメ){魯西亜豆};』という名称で登場するのが最古の記録である。草丈は0.5~2mで、茎は直立する。葉は互生し、葉の長さは15~30㎝、掌状に5つの切れ込みがある。&br;
花は両性花で、葉腋に一つずつ咲く。5枚の花弁は薄黄色で中心は赤茶色に染まる。果実は蒴果で、長さは10㎝~20㎝で、先端がとがり、切り口はたいてい五角形である。刻むと粘りが出る。八丈島の在来品種は蒴果が円柱形で、イスラエルの品種である「ダビデの星」(スター・オブ・デイビッド)は稜の多い星型もしくは歯車型である。&br;
&attachref(./DSC_5216~2.JPG); 
&size(10){画像出典:オクラ「スター・オブ・デイビッド」。夢の島熱帯植物館にて筆者撮影。普通種と違い、果実は固くなりにくいので少々収穫が遅れても問題ない。};&br;
若い果実をサラダで生食するほか、炒め物や揚げ物、ソウメンの薬味やケイジャン料理のガンボ(野菜スープ)に調理して食用とする。野菜としての旬は初夏から盛秋である。&br;
園芸品種に蒴果が赤紫色になるものがあり、こちらも普通若いものを野菜として食用にするが、やや成長させて花材とすることもある。
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