Top > オオバンガジュツ


オオバンガジュツとは、香辛料の一種である。
|&attachref(./DSC_5521.JPG);|&attachref(./Temu_kunci.png);|
&size(10){画像出典:(左)東京薬科大学薬用植物園にて筆者撮影/(右)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%84 著作者:Kembangraps (Public domain)};
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科名:ショウガ科ボエセンベルギア属
学名:Boesenbergia rotunda (L.) Mansf.
原産地:中国・東南アジア
生態;一年草
別名:チャイニーズキー、フィンガールート、クラチャーイ
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 中国雲南省からマレーシアが原産の一年草で、わが国では根茎がエスニック料理の食材を扱う店で出回るほか、標本的に植物園で栽培される。草丈は50~60cmになり、葉は長さ30cm・幅10cmの幅の広い披針形で先端がとがる。茎の先端に1つの花を咲かせる。花被片全体は淡いピンクで、唇弁は濃いピンクになり赤い斑点が見られるのだが、植物体全体の大きさに比べれば小さく、葉に隠れて目立たないことがまゝある。
原産地では12月から5月が休眠期間で、その間地上部は枯れ、地下の塊根で越年する。地下茎は短い塊茎に太い根が数本ついた独特の形状をしており、これが人間の手の指の付き方を思わせることから「フィンガールート」と呼ばれる。この地下茎は古くからスパイスとして用いられてきた。タイ料理のゲーン(タイカレー)やインドカレーの材料に用いられ、インドネシアではテンペ((日本でいうところの納豆に近い料理。ただし納豆は「納豆菌」という菌で大豆を発酵させるが、テンペはクモノスカビを用いて大豆を発酵させる))の材料に用いられる。インドではスパイス以外にも、ジャムウという植物から作られる内服薬の材料にする。
原産地では12月から5月が休眠期間で、その間地上部は枯れ、地下の塊根で越年する。地下茎は短い塊茎に太い根が数本ついた独特の形状をしており、これが人間の手の指の付き方を思わせることから「フィンガールート」とも呼ばれる。この地下茎は古くからスパイスとして用いられてきた。タイ料理のゲーン・タイ・プラー(「タイ・プラー」という魚醬で味付けしたカレー)やインドカレーの材料に用いられ、インドネシアではテンペ((日本の納豆に近い料理。ただし納豆は「納豆菌」という菌で大豆を発酵させるが、テンペはクモノスカビを用いて大豆を発酵させる点で異なる))の材料に用いられる。インドではスパイス以外にも、ジャムウという植物から作られる内服薬の材料にする。
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