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オオセンナリ の変更点

オオセンナリとは、観賞用に栽培される花卉の一種である。
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|&attachref(./DSC_2522.JPG);|&attachref(./DSC_1385.JPG);|
&size(10){画像出典:筆者撮影(いずれも東京都薬用植物園にて)};
|科名|ナス科ニカンドラ属|
|学名|Nicandra physalodes|
|生態|一年草|
|原産地|南米|
&br;
南米のペルーが原産で、わが国には安政年間に渡来しており、飯沼慾斎著の植物図鑑「草木図説」内の記述がわが国では最古である。
茎は50㎝~1mで、大きく分岐する。葉は柄があって互生し、卵型で、粗い鋸歯がある。
夏から秋にかけて葉腋に青紫色の花を咲かせ、ホオズキ状のガクに包まれた液果を実らせる。ガクは5つに分かれ、背に5つのとがった部分があり、縁は羽状になる。青紫色の花冠は釣り鐘型で5つに分かれ、下部は白色である。
夕方に花を咲かせ、花は2日でしぼむ。果実はしてもホオズキのように赤く色づかず、黄色みの褐色に変色する。
古くはハエの嫌がるにおい成分を持っていることを利用して、ごみ捨て場の近くに植えられていたのだが、こぼれ種で殖えやすいので、戦後になって雑草化した例がいくつかある。このため、帰化植物の一種とする向きもある。
写真右下は園芸品種の「黒ほおずき」で、本来は黄色味の茶色になるガク片が、本種は黒紫色に色づく。また、「黒ほおずき」というと[[ホオズキ]](ナス科ホオズキ属)の中で、ガクが黒紫色になる園芸品種を指して言うこともある。
写真右下は園芸品種の「黒ほおずき」で、本来は黄色味の茶色になるガク片、葉脈や茎が、本種は黒紫色に色づく。また、「黒ほおずき」というと[[ホオズキ]](ナス科ホオズキ属)の中で、ガクが黒紫色になる園芸品種を指して言うこともある。
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